博多港引き揚げ記念碑はマリンメッセ福岡の西側にある。1996年に建てられたモニュメントの高さは15mもある。
記念碑は終戦直後の失意、その後の生きる希望を表現したもの。記念碑がある博多港は終戦直後、国内最大級の引き揚げ地となった。この地に朝鮮半島や中国東北部から139万人もの日本人が約1年5ヶ月の間に引き揚げてきた。逆に50万人もの在日朝鮮・中国人がこの地から祖国へと帰って行った。
博多港引き揚げ記念碑は博多港が当時果たした役割を伝えると共に、戦争という悲惨なものを二度と繰り返してはいけないというメッセージが込められている。
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博多港引き揚げ記念碑
作品名は「那の津往還」。豊福知徳により製作された。材質は鋼。高さは15m。
記念碑の真横にはサッカーコート2面分はありそうな大きな広場がある。
博多港国際ターミナルの展望台から見た博多港引き揚げ記念碑。現在、博多港には釜山から多くの韓国人が観光客として福岡を訪れている。
近くにある建物・施設
アクセス
住所:福岡市博多区沖浜町
博多港引き揚げ記念碑があるのは下記地図の赤丸部分。