今回は飯塚市にある麻生大浦荘(あそうおおうらそう)の紹介。
既に知っている方も多いかもしれないが、麻生大浦荘は春と秋に特別公開される。
その時期に限っては無料で誰でも入場することができるのだ。
今回は、麻生大浦荘の雰囲気を写真でお伝えしていきたい。
基本情報
まずは特別公開される時期の情報から。
例年通りだと、特別公開される時期は
春は2月下旬
秋は11月下旬
時間帯は
9:30〜17:00(入場は16:30まで)
入場料無料。駐車場なし。
アクセス
住所:飯塚市立岩1060番地
- JR新飯塚駅東口より徒歩10分
- 西鉄 笠松陸橋バス停より徒歩3分
その他
- 雨天時は庭園立入禁止
麻生大浦荘の庭園
では、写真を交えて麻生大浦荘の雰囲気を見ていきたい(写真は2014年秋に撮影)。
こちらが庭園から見た麻生大浦荘の様子。
紅葉の様子。紅く綺麗に色づいていた。
麻生大浦荘の中
いよいよ麻生大浦荘の中へ。
応接間。軽く10人は入れそうなくらい大きい。こんな大きな家の中にある応接間はドラマの世界でしか見たことがなかったので衝撃を受ける。
家の中に何気なく掛かっていた絵も価値がありそうなものばかり。
麻生大浦荘の中で一番衝撃を受けたのがこの廊下。家の端から端をつなぐ廊下は非常に長く、迫力があった。畳が使われているのもオシャレだった。
麻生大浦荘の平面図
こちらは麻生大浦荘の平面図。建坪729.760㎡。
- 麻生大浦荘は麻生グループの創業者麻生太吉の長男・太右衛門の住宅として建設された。
- 建築に関する記録は一切残っておらず、建築年次も不明
- 記録にはないが、書類をもとに1924年完成と推測されている
- 廊下に畳を敷き詰める方式は大邸宅に見られる特徴
- 庭園の森の樹木は自然のものではなく、人の手によって植樹された
※上記の平面図は2014年にもらったもの。現在、邸内のトイレは使用不可。近隣に仮設トイレが設置されてある。