三大八幡宮の一つである筥崎宮(福岡市東区箱崎)。
勝負の神様としても有名で、毎年シーズン前には福岡ソフトバンクホークスが必勝祈願に来ます。
筥崎宮の創建は延喜21年(921年)と、その歴史は1000年以上。
今回は、その筥崎宮の参拝方法をご紹介。
主な内容は手水と礼の仕方です。
その他、筥崎宮のおみくじの種類もお伝えします。
参拝方法
手水
まずはお参りの前にお清めをしましょう。
手水場は、鳥居をくぐって右側にあります↓
手水の順番は下記の通り。
①右手で柄杓(ひしゃく)を持って水を汲み、左手を洗う。
②左手に柄杓を持ち替え、右手を洗う。
③右手に柄杓を持ち替え、左の手のひらに水を汲む。
④汲んだ水を口に含んですすぐ
2礼2拍手1礼
手水で清めたら次は、いよいよ参拝。
筥崎宮の参拝は
2礼2拍手1礼
になります。
流れは下記の通り。
①軽く会釈をし、お賽銭を投げる
②2礼
深く頭を2回下げる。
③2拍手
拍手する際、右の手のひらを左手に対して少し下げるのがポイント。
④お参り
二回打ちの後、手を合わせてお参り。
⑤1礼
最後は頭を深く下げて1礼
筥崎宮のおみくじ
参拝後の楽しみは、おみくじ。
おみくじは、神社によって種類が異なります。
筥崎宮のおみくじは下記の6種類↓
- 大吉
- 中吉
- 小吉
- 吉
- 半吉
- 末吉
上らか良い順になります。
おみくじの初穂料は50円。
おみくじの種類を見たら分かる通り、筥崎宮のおみくじに「凶・大凶」はありません。
これは、「凶・大凶」を引いた人がショックを受けないようにするための配慮。
因みに、半吉が凶、末吉が大凶に相当するようです。
参道の真ん中は歩いて良いのか?
筥崎宮は、他の神社同様、参道の真ん中は正中(せいちゅう)となります。
正中とは、神様が通る場所。
よって、基本的に正中を避けるように歩くのが望ましいです。
”福岡ソフトバンクホークスやアビスパ福岡の選手は正中を歩いてるではないか?”
スポーツファンの方で、そう思う方もいることでしょう。
ホークスとアビスパは毎年、必勝祈願で筥崎宮に参拝します。
その時、選手たちは参道のど真ん中を歩いています。
しかし、これには致し方ない理由が。
大人数で参拝するため、正中を避けて歩くのは難しいんだとか。
因みに、参道のど真ん中を歩いたからと言って、バチが当たるなどということはないようです。
しかし、正中は神様が通る道だということは覚えておきましょう。
以上、筥崎宮の参拝方法でした。
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