水鏡天満宮は菅原道真を祀る神社。社伝によると延喜元年(901年)、菅原道真は大宰府権師に左遷されて博多に上陸した際、四十川(現在の中央区今泉)の清流を水鏡として自らの姿を映したそうだ。当時、彼は水鏡に映る自分のやつれた姿を見て嘆き悲しんだとも言われている。
後にその場所に社殿を建てて「水鏡天神」または「姿見天神」と呼ばれた。「天神」とは菅原道真のことを指す。
慶長17年(1612年)に、福岡藩初代藩主である黒田長政が現在の場所に移し、2代目藩主の忠之が社殿を再建した。福岡の繁華街「天神」の地名の由来は、この神社・菅原道真に因んでつけられたものだ。
Contents
水鏡天満宮の雰囲気
水鏡天満宮は明治通り沿いにあり、天神から中洲へ行く途中にある。神社の正面には福岡のシンボル的な建物・アクロス福岡がある。
こちらが入り口の様子。外から見ると小さく見えるが、入ると意外と奥行きがある。入り口の真ん前にはバス停「アクロス福岡・水鏡天満宮前」がある。
入って数十メートル程進むと右手に手水場がある。
社務所の真横には大きなくすの木。
くすの木を見上げると、枝の先は隣のビルに着くくらい元気に育っていた。
本殿の様子。
お参りをして振り返ると、そこにはアクロス福岡がデカデカとそびえ建つ。ガラス張りのデザインが印象的な建物だ。
水鏡天満宮の真横には「博多名物うまかもん通り」という飲食店が立ち並ぶ通りがある。写真のように通り抜けできる。
アクセス
住所:〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1丁目15−4