福岡が生んだ国民的スターのタモリさん。
僕自身、福岡出身ということもあり、よく県外の人から
「タモリさんって福岡のどこらへんに住んでたの?」
と聞かれることがあります。
今回は、そのタモリさんの生家、そして一時期住んでいた家をご紹介します。
これらの情報は既にメディアでも度々報じられているものです。
尚、この2ヶ所での生活は、タモリ少年にとって一生涯続くことになる趣味にも大きく影響を与えることになります。
タモリさんの生家
まずはタモリさんの生家から。
場所は、西鉄平尾駅から直線距離で500メートルほどのところ。
住所でいうと「福岡市南区市崎」になります。
「高宮」と言ったほうが、しっくりくる人も多いかもしれません。
生家については、近藤正高著の『タモリと戦後ニッポン』にて下記のように書かれています。
私が現地(福岡市南区)に赴いて確認したところ、タモリの生家の跡地は本人が書いているとおり坂の途中にあった。そのなだらかな坂道をしばらく上がっていくと、周囲を小高い丘に囲まれた池に出た。さらに奥にある高台には高宮浄水場、また2007年まではテレビ西日本(フジテレビ系列)の旧本社施設も存在し、中継用のテレビ塔がランドマークとなっていたという。実際にその光景を目にすると、タモリが土地の高低差に強い関心を抱くようになったのはしごく当然だと感じられた。
こちらは『タモリと戦後ニッポン』に載っていたタモリさんの生家周辺の写真↑
タモリさんの生家周辺の地図
では、ここからは前述の情報を元に、より具体的にタモリさんの生家周辺についてお伝えします。
『タモリと戦後ニッポン』に載っていた写真が撮られたのは、上図の赤丸部分になります。
実際に現地に行った時に撮った写真がこちら↑
写真では少し分かりにくいかもしれませんが、道路は坂になっています。
写真左に写っているのは、タモリさんが卒業した西高宮小の校舎。
春になると、ご覧のように桜が綺麗です。
次に、『タモリと戦後ニッポン』の説明文に載っていた各場所の位置も紹介。
「そのなだらかな坂道をしばらく上がっていくと、周囲を小高い丘に囲まれた池に出た。」
と記されているのは、平尾新池公園のことです。
平尾新池公園に興味のある方は、こちらをご覧ください↓
その他、「高宮浄水場」「テレビ西日本(フジテレビ系列)の旧本社」の場所は、上記の地図の通り。
特筆すべきは、地図にある青色の矢印。
ここら辺一帯は、この矢印に向かって坂になっているんです。
特にテレビ西日本旧本社近くの坂は結構な傾斜。
もしかしたら、このような傾斜が、タモリさんに高低差&坂に興味を持たせるきっかけになったのかもしれませんね。
タモリさんが一時期住んでいた場所
次は、タモリさんが一時的に住んでいた場所について。
実は、前述のタモリさんの生家が高宮周辺にあったというのは結構有名な話。
タモリさんが西高宮小出身であることは有名なので、なんとなく場所の想像はつきますからね。
ここからは、あまり知られていない(?)タモリさんがかつて住んでいた場所について。
それは、薬院駅周辺。
これは2015年放送の「ブラタモリ #18 福岡と鉄道」にて、タモリさん本人が語っていたもの。
薬院駅でかつて電車が直交していた時、タモリさんは薬院駅近くに1年半住んでいたとのこと。
薬院駅の直交についてはこちら↓
タモリさんといえば、電車好きでも知られます。
タモリ少年が、電車が直交する様子を見て感動したのは言うまでもないでしょう。
そう考えると、高宮&薬院でタモリ少年が経験したことは、その後の人生に大きな影響を及ぼしたと言えるでしょう。
以上、タモリさんが幼少期に住んでいた福岡の家についてでした。