先日取り上げた熊本パルコ閉館のニュース。
今回はその中でもお伝えしたPARCOポスター展の模様を改めてピックアップします。
理由は階段の在り方を考えさせられたからです。
ついついエレベーターやエスカレーターを利用し、階段は”少し寂しい場所”というイメージがあるかもしれません。
しかし、同じ階段でもアイデアひとつで明るく、そしてクリエイティブな空間になるのです。
写真を交えて、階段を使ったPARCOポスター展を振り返っていきます。
Contents
クリエイティブな階段

こちらが「PARCOポスター展」の概要。
熊本パルコ1F-8Fの階段にて、パルコ広告の歴史がB全ポスターにて一挙に公開されていました。
ポスター展の写真をお見せする前に、まずは何もない普通の階段の様子から見ていきましょう。




こちらが何もない状態の階段。
熊本パルコはエレベーターとエスカレーターがあったことから、階段を利用する人は非常に少なく、いつも閑散とした状態でした。
その階段でポスター展が開催されると・・・




このように一気に階段が色鮮やかな場になりました。
普段はぼ〜っと無心で歩く階段が、一気にクリエイティブな場に変身。




ポスター展開催中は、このように1Fから8Fまでぎっしりと今までのパルコの広告ポスターが壁一面に貼られていました。
パルコの広告は、おしゃれでユニークなキャッチコピーが多いです。
広告に興味がある人にとって、この階段はなかなか前に進めなかったはず。
別れのキャッチコピー
以前お伝えしたように、別れのキャッチコピーも印象深いものでした。
こちらが別れの挨拶↓




垂れ幕にはこう書いてありました↓
一人で生きてきたような顔はしない。パル子、卒業します。
令和2年2月29日閉館。33年間ありがとうございました。
短い言葉ですが、十分にその意味・内容が伝わってくるものでした。
まとめ
以上、PARCOポスター展で見たクリエイティブな階段の使い方でした。
普段はどこかもの寂しい階段。
しかし、「人が移動する場」というものから「何かを見せる場」へと考えを変えるだけで、その雰囲気は大分変わるものです。
私たちが気づいていないだけで、階段には他にもまだまだ色んな活用法があるかもしれません。