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室見川|スピッツ「ロビンソン」のモチーフとなった場所

スピッツロビンソン

スピッツの代表曲「ロビンソン」のミュージックビデオが、2019年9月2日にYouTubeで再生回数1億回を突破したそうだ。

YouTubeで再生回数1億回突破というのは時々聞くが、90年代にリリースされた邦楽では初のことらしい。

このことから「ロビンソン」は、幅広い世代に受け入れられた曲と言って良いだろう。

今回はその「ロビンソン」にまつわる話。

実は、福岡のある場所をモチーフにして「ロビンソン」は作られていたのだ。

「ロビンソン」は室見川をモチーフ

室見川「ロビンソン」のモチーフとなった場所とは福岡市早良区にある室見川

歌詞の冒頭にもそれは出てきている↓

新しい季節は なぜかせつない日々で
河原の道を自転車で 走る君を追いかけた

この河原の道とは、室見川のことなのだ。

「ロビンソン」の作詞・作曲をしたのはスピッツのボーカル草野マサムネ

草野マサムネは福岡市早良区出身。

そのことから早良区を流れる室見川は「ロビンソン」のモチーフとなったのだ。

ネット上を見てみるとスピッツファンの中では、この室見川は有名な存在らしい。

実際に遠方から室見川にわざわざ足を運ぶ人もいるようだ。

一部のファンの方からはロビンソン川とも呼ばれている。

福岡出身者からしたら、一つの川がそのような形で全国区で知られていることは嬉しい限りだ。

室見川の雰囲気

ここからは室見川の雰囲気を紹介。

室見川ご覧のように室見川は非常に幅が広い。

実際に行ったスピッツファンの方のブログなどを見ていると、思っていたよりも大きかったという意見がよく見られる。

かくいう私もその一人。

「ロビンソン」のモチーフが室見川と聞くまでは、もっと小さな河原の道をイメージしていた。

室見川因みに室見川と一言で言っても、その長さは15kmもあるそうだ。

源流は福岡と佐賀の県境にある井原山。

そのため、同じ室見川でも場所によってその表情は違ってくる。

写真は福重近くの室見川。

この周辺には遊具があったり、地面も舗装されていたりとエクササイズには最適な環境だ。

室見川をウォーキングしたりサイクリングしたりする人の姿も多く見られる。

天気の良い日に「ロビンソン」を聴きながら、室見川をゆっくりと散策するのも良いかもしれない。

中国でも「ロビンソン」は人気?

ここからはロビンソンにまつわるちょっとした話。

10年以上前の話になるが、私は中国を旅していた。

ある料理屋に入って食事を取っていたのだが、その時、非常に懐かしい歌がテレビから流れてきた。

それは、今回ご紹介した「ロビンソン」。

驚いてテレビを見ると、そこには午後の紅茶のCMが流れていた。

このCMを覚えている方は多いかもしれない。

オードリー・ヘップバーンが出てくる午後の紅茶のCM。音楽はスピッツの「ロビンソン」。

なんと日本と同じCMが中国でも流れていたのだ。

後で調べてみると、午後の紅茶は中国で2001年に販売開始。それ以降、人気商品として親しまれているようだ。

CMが流れた瞬間、私だけでなく、周りの現地の人もテレビをじっと見ていたのが印象的だった。

「ロビンソン」には、言葉の壁を超えて人を惹きつける何かがあるのかもしれない。

YouTubeで再生回数が1億回突破したが、おそらくその中には幅広い年代、そして世界の色んな国々の人が含まれていることだろう。

以上、室見川とロビンソンの話でした。

スピッツ 1991-1997 Complete Single Collection

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