今回は福岡県の清水寺を取り上げます。
あらかじめ言っておくと、「清水の舞台」で有名な京都にある清水寺に似ているという訳ではありません。
名前そのものが清水寺なのです。
清水寺がある場所は福岡県みやま市の山中。
九州西国霊場第十六番礼所としても知られています。
それでは早速、清水寺の基本情報から雰囲気を紹介してきます。
清水寺の基本情報
前述の通り、清水寺は山中にあります。
山中といっても、山の麓から車で5分ほどの場所です。
こちらが清水寺の全体図↓
車で行く場合、結構上の方まで行くことができます。
しかし、個人的には上図の手前部分にある駐車場を利用することをオススメします。
なぜならば、清水寺まで歩いて行く道中がジブリ映画に出てきそうな雰囲気だからです。
ジブリ映画の世界?
上図の手前部分から歩いて行くと、まず五百羅漢(ごひゃくらかん)があります↓
正確に像を数えた訳ではありませんが、かなりの量。
本当に500体あるかと思われます。
緑の中、苔とともに佇む像はどこかジブリ映画の世界っぽい?
しかし、本当にジブリのような雰囲気が広がるのはここから。
五百羅漢のすぐ先には鳥居があり、清水寺へと道が続いています。
この階段までは石畳の坂が続いているのですが、その雰囲気もまた良いです。
CGで描いたかのように緑が映えています。
写真奥に見えるのは清水寺楼門。
清水寺楼門は福岡県の指定文化財でもあります。
これがちょっと急な階段。
しかし、この階段を登りきるとその先には・・・
清水寺に行ったのは今回が2回目。
初めて行った時は、静かな山の中にこんな立派な寺があるのかと驚いたものです。
清水寺は、天台宗の開祖である伝教大師・最澄によって開かれたと云われています。
古くから清水寺は縁結び、安産、子授かりなどのご利益があるようです。
写真右にあるのはなで仏。
身体に痛い部分がある場合、仏様のその部分を撫でると痛みが取れると云われているそうです。
水は透き通っていて綺麗でした。
三重塔&展望台
清水寺から更に上に行くと三重塔・茶屋・展望台もあります。
建立は1836年。
大阪の四天王寺の五重塔をモチーフに造られたそうです。
1984年に修復。
福岡県有形文化財にも指定されています。
写真を見ればわかる通り、周辺は平野なので遠くまで見渡せます。
しかし、周りに立つ木々が少し気になるといった感じでしょうか。
天気の良い日には、雲仙岳・多良岳・有明海を展望台から見ることができます。
因みに、写真の画面中央にあるラインは九州新幹線。
遠くからでしたが、新幹線が横切るのをここから眺めることができました。
展望台周辺は春になると桜が咲くそうです。
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