今回は福岡中心部から日帰りで行ける島を特集します。
福岡近郊にある島は大きく分けて7つ。
この7つの島を地図を使いながらランキング形式でお伝えして行きます。
”新たな発見をしたい””
”気分転換に島に行きたい”
という方は参考にしてください。
福岡の島【基本情報】
福岡中心部から日帰りで行ける島は、大きく分けて上記の7つ。
それぞれの詳細・基本情報は下記の通り↓
No | 島 | フェリー乗り場 | 見所 |
❶ | 能古島 | 姪浜港 |
展望台 |
❷ | 志賀島 | 博多ふ頭 |
金印公園 |
❸ | 大島 | 神湊港 | 宗像大社中津宮 沖津宮遥拝所 御嶽山展望台 風車展望所 砲台跡 馬蹄岩 夢の小夜島 |
❹ | 相島 | 新宮漁港 | 猫 豊臣秀吉 古墳 |
❺ | 姫島 | 岐志漁港 | 豊玉姫神社 野村望東尼像 パワースポット |
❻ | 玄界島 | 博多ふ頭 | 柱島 ヘリポート |
❼ | 地島 | 神湊港 | 漁村留学 |
上記の❶〜❼はおすすめ順。
そのままベスト1→7となります。
おすすめ度は、島の規模、観光地、アクセス全てを含めたもの。
よって、福岡中心部から遠いのに上位にランクしている島は、それだけ見所があるということになります。
色の基準は
- 赤文字 → 観光できる島
- 青文字 → 生活色が強い島(観光要素は少ない)
となります。
地図にある黒文字は出発港です。
それでは、ランキング順に島の基本情報をお伝えします。
それぞれの島の詳細に関しては、専用ページをご覧ください。
能古島
それは気持ち的にも距離的にもです。
福岡市内の至る所から能古島を眺めることができます。
それもそのはず、能古島は姪浜港からフェリーでわずか10分の場所。
姪浜港〜能古島のフェリー料金は230円(片道)と激安です。
自転車もプラス120円で運べるので、自転車を持っている方は持っていくことをお勧めします。
車の場合、姪浜港に1日500円で駐車できます。
フェリーで車を運ぶこともできますが、その場合、車の長さによりますが、3000円〜5000円程かかります。
能古島には海水浴場などもあり、夏には多くの人で賑わいます。
能古島の詳細はこちら↓
志賀島
”島”と付きますが、陸繋島(りくけいとう)というジャンルの島で福岡中心部とは陸続きになっています。
よって、フェリーだけでなく車でも行くこともできます(というか、車で行く人の方が圧倒的に多いです)。
無料でいつでも行くことができます。
志賀島には海水浴場の他、展望台、温泉などもあります。
志賀島の詳細はこちら↓
大島




宗像市にある大島は、福岡で一番大きな島です。
その大きさは、上記の地図で他の島と見比べればわかることでしょう。
その他、島の奥の方には日露戦争時の砲台跡もあります。
大島は周囲15kmと大きな島です。
がっつりと島を見ようとするならば1日では足りないかもしれません。
大島には宿もあるようなので、時間に余裕のある方はそちらを利用するのも一つの手かもしれません。
大島の詳細はこちらをご覧ください↓
相島
実際に相島に行くと、漁港付近には結構、猫がいます。
よって、猫が好きな方にはおすすめの島。
その他、朝鮮出兵の際に勝利を祈願して積み上げられた石があったり、古墳があったりと意外といろんな見所がある島です。
相島の詳細はこちら↓
姫島
最近では、俳優・須田邦裕の出身地としても有名。
港から程近い場所にある豊玉姫神社は、安産の神として知られています。
野村望東尼は、実際に姫島に10ヶ月も閉じ込められていたそうです。
現在、姫島には野村望東尼の像があります。
姫島の詳細はこちら↓
玄海島




玄界島は、博多ふ頭からフェリーで35分ほどの場所にあります。
島の周囲は4.4km程で一時間もあれば歩ける規模。
玄界島といえば、2005年に起きた西方沖地震の震源地としても知られています。
当時、集落は壊滅的な被害を受けたようですが、現在は復興しており、有事に備えてヘリポートも地震後に作られています。
玄界島の詳細はこちら↓
地島




地島は今回紹介した島の中で最も生活色の強い島です。
観光地というよりも集落だけがあるといった感じ。
最近では、他県の小学生を留学生として受け入れる漁村留学が注目されています。
上記の写真は、地島から見た大島↑
この2つの島は非常に近くにあるのですが、間に海があるせいか、雰囲気が全く違いました。
地島の詳細はこちら↓
福岡の島【まとめ】
以上、福岡近郊から日帰りで行ける7つの島でした。
島に行く度に思うのですが、海という存在は非常に大きいと思います。
理由は、島それぞれに中心部とは違う個性・雰囲気があるからです。
おそらく、今のように多くの人が自由にフェリーで行き来できなかった時代、同じく今のようにネット・テレビですぐに情報が伝達できなかった時代、海に囲まれた島に住む人たちは独自の文化を育んでいたと思われます。
それぞれの島は福岡県というカテゴリーに属していますが、一度、島に上陸するとそれがどこの県かなんて意識しない時が始まります。
日本語が通じるけど、日本の建物があるけど、どこか違う雰囲気。
そういう感じが島にはあります。
”日常とは違う雰囲気を近場で味わいたい”
そう思っている方にとって島への旅はおすすめです。