姫島は、糸島半島から西に4km離れた場所にある島です。
玄界灘に浮かび、島の周囲は3.8km。
人口は約200人とコンパクトな島。
ドラマ『半沢直樹』に「垣内」役で出演していた俳優・須田邦裕の出身地でもあります。
今回は、この姫島について下記の点を中心にお伝えします↓
- フェリー乗り場
- 無料駐車場
- 島の雰囲気・写真
- パワースポット
- 豊玉姫神社
これから姫島に行く方は、参考にして下さい。
Contents
姫島へのアクセス【フェリー乗り場・駐車場】
姫島へは、岐志(きし)漁港からフェリーが出航しており、約16分で行けます。
運賃は大人片道470円、子供240円。
市営渡船「ひめしま(上記の写真)」は、一日4往復しています。
岐志漁港には、無料駐車場もあります。
姫島渡船直売所の住所: 〒819-1334 福岡県糸島市志摩岐志1842−2
地図の赤丸部分が姫島渡船直売所↑
姫島渡船直売所に行けば、無料駐車場・フェリー乗り場もすぐに分かります。
こちらはGoogleストリートビューで見たフェリー乗り場周辺の様子↑
左側手前にみあるのが姫島渡船直売所、左側奥が駐車場、右側奥がフェリー乗り場です。
フェリーの時刻表はコチラ。
船酔いが心配な方は、酔い止め薬をお忘れなく↓
姫島の雰囲気【写真】
集落は港近くに集まっているのですが、そこから一歩外れるとご覧のように海が見えるのどかな空間が広がります。
島にはスーパー、民宿、学校は全て一つずつしかありません。
学校に関しては小中学校で一校になっており、全校生徒は10人程。
年代によっては生徒数よりも先生の数が多いこともあるそうです。
堤防には、卒業生作品の絵が描かれています。
姫島は島全体がパワースポット?【安産の神様・受験の神様】
港から程近い場所に豊玉姫神社があります↑
この神社は安産の神として知られ、全国から安産祈願に訪れる人がいます。
神社が島全体を見渡せる場所にある為か、姫島は島全体が安産の神とも呼ばれています。
この島の女性には、難産がないとさえ言い伝えられている程です。
また、島の北東部には「産の穴」と呼ばれる場所があり、神話によるとここで姫島の守り神でもある豊玉姫が出産したとされています。
その他、「産の穴」近くには「坊主の首」というものもあり、これまたパワースポット。
岩は坊主の形をしており、首に見える部分が落ちそうで落ちないことから受験の神様と呼ばれています。
因みに、「産の穴」「坊主の首」に行くには、岩場を歩いて行く必要があり、危険を伴う為、注意が必要。
福岡藩の流刑地だった【野村望東尼】
姫島は、江戸時代は福岡藩の流刑地だったことでも有名。
幕末の詩人・野村望東尼が島流しにあった場所で、彼女は姫島に約10ヶ月閉じ込められました。
像の手前にある建物は、復元された牢屋。
因みに、野村望東尼がかつて過ごした平尾山荘(福岡市中央区平和)も復元されて現在に至ります。
姫島のプチ情報
姫島の名前の由来
島の名前の由来は、遠くから島を見ると形がオッパイに似ていることから姫島と呼ばれるようになったそうです。 ※諸説あり
産業
姫島の人口の半数以上が漁業で生計を立てています。
同じ名字が多い
姫島の人口は約200人で50世帯。島にはなぜか「森」「須田」「吉村」と同じ名字の人が多いようです。その為、島民は名字ではなく、下の名前で呼び合うことが多いとのこと。
電気が通って50年
姫島に初めて電気が導入されたのは、1968年8月28日のこと。そう遠くない過去の話です。周囲は海に囲まれる人口の少ない島。電気がなかった時代、夜はどのような感じだったのか気になるところ。
姫島まとめ
以上、姫島の観光情報でした。
前述の通り、姫島は人口200人ほどで非常にのどかな島。
少し集落を離れると、そこには誰もいない海を眺められる空間があります。
フェリーでもわずか16分。
気分転換で行くのにもおすすめです。