今回は筑紫平野について下記の点を中心にお伝えします↓
- 読み方
- 場所・地図
- 写真
筑紫平野の写真を見れば、どれだけ広い平野かが分かると思います。
筑紫平野の読み方は?
筑紫平野の読み方は「つくしへいや」です。
おそらく、多くの人が「つくし」か「ちくし」で迷ったことでしょう。
もしくは長年、「ちくしへいや」と勘違いしていた人もいるかもしれません。
そのような間違いが多い理由として、福岡地方では「筑紫」を「ちくし」と呼ぶことが圧倒的に多いことが挙げられます。
例えば、それは
- 筑紫野市
- 筑紫女学園
- 筑紫丘高校
- 筑紫野インターチェンジ
- 筑紫口(博多駅の出入り口)
などです。
上記の「筑紫」は全て「ちくし」と読みます。
なぜ同じ漢字なのに「ちくし」と「つくし」に分かれるのか?
詳細が気になられる方は、こちらの記事をご覧ください↓
詳しくまとめています。
おそらく、福岡県民と他県の人では「筑」に関する認識が大きく異なると思います。
上記の記事では、そのような背景も解説しています。
改めてになりますが、「筑紫平野」の正式な読み方は「つくしへいや」。
小学生は学校のテストや中学受験などで読み方が出題されることもあるかと思うので、しっかりと覚えておきましょう。
筑紫平野の場所はどこ?
次は筑紫平野の場所に関して。
筑紫平野は九州最大の平野で、福岡県南部・佐賀県南部に位置します。
大雑把な地図になりますが、赤枠部分が筑紫平野です↑
筑紫平野には筑後川という大きな川が流れており、そこを境に西は佐賀県、東は福岡県となっています(※1)。
少しややこしいのですが、筑後川は「ちくごがわ」と呼びます。
同じ「筑」でも「筑紫平野」と「筑後川」では読み方が違うので気をつけましょう。
※1
筑後川を隔てての福岡と佐賀の県境は複雑です。
そこには歴史的な背景もありました。
福岡と佐賀の県境に関しては、こちらの記事にて詳しく解説しています↓
筑紫平野の写真・風景
それでは、ここからは写真を使って実際の筑紫平野の様子を見ていきましょう。
- 高良大社
- 高良山の展望台
- 道の駅吉野ヶ里
地図の❶❷❸の矢印は、撮影した方向です。
少し見えづらいかもしれませんが、画面中央には筑後川が流れています。
どの写真を見ても、見事なまでに平野であることがわかります。
場所によっては河川敷にグラウンドや公園などがあり、周辺住民の憩いの場となっています。
しかし、筑後川は暴れ川としても有名。
夏場は大雨で氾濫することもあります。
特にここ最近は異常気象の影響もあって、氾濫する回数が増えています。
まとめ
筑紫平野に関して重要な点をまとめると、下記の通りになります↓
- 読み方は「つくしへいや」
- 九州最大の平野である
- 福岡県南部・佐賀県南部に位置する
- 筑後川が流れている
重要なことなので繰り返しになりますが、読み方は「つくしへいや」です。
福岡には「筑紫」と書いて「ちくし」と呼ぶものがたくさんあるので気をつけましょう。