福岡から東京タワーが見える(?)場所がある。
もちろん、本当の東京タワーが見えるわけではない。
福岡と東京は直線距離で約900kmも離れている。
そんなに距離がありながら、高さ333メートルの東京タワーが福岡から見えるはずはない。
しかし、今から紹介する光景は本当に東京タワーっぽく見えてしまうのだ。
今回はその詳細をお伝えしたい。
福岡から東京タワー?
まずは、東京タワーっぽいものが見える場所から。
それはアクロス福岡横の細道だ。
地図だと下記の赤丸部分↓
勘が良い方や地元の方は、もうこれだけで真相が分かってしまうかもしれない。
そう、ここからは博多ポートタワーが見えるのだ。
その写真がコチラ↓
ご覧のように遠くには、博多ポートタワーが見える。
ここからイリュージョンを使うと博多ポートタワーが東京タワーっぽく見えるのだ。
それがコチラ↓
あまりにも馬鹿馬鹿しい発想かもしれない。
しかし、よく見ると本当に東京タワーのように見えるのだ。
葉っぱに隠れている部分には、もっとタワーが続いているのではないかと発想力を掻き立てられる。
そもそも、博多ポートタワーと東京タワーは何故そんなに似ているのだろうか?
そこには意外な接点があった。
博多ポートタワーと東京タワーは兄弟
博多ポートタワーと東京タワーが似ている理由は実にシンプル。
設計者が同じ人なのだ。
この2つのタワーを設計した人は、内藤多仲(ないとうたちゅう)という人。
それを見ると、内藤多仲は博多ポートタワー、東京タワーの他にも札幌テレビ塔、名古屋テレビ塔、通天閣、別府タワーも手掛けている。
全て日本にある有名なタワーばかり。
しかも全部今尚、現役だ。
その実績から内藤多仲は「塔博士」と呼ばれたそうだ。
アクロス福岡横から一瞬、東京タワーっぽく見えたのには単なる偶然ではなく、このような背景があったのだ。
因みに、博多ポートタワーの展望台は入場無料で入れるのでお得です。
以上、福岡から東京タワーが見える(?)話でした。
博多ポートタワーの無料展望台が気になる方は下記の「関連記事」をご参照ください。
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