2022年11月12日に有明沿岸道路の諸富インターチェンジ(以下、諸富IC)が誕生。
これにより、大野島IC(福岡県大川市)〜諸富IC(佐賀県佐賀市)の1.7kmが開通し、有明沿岸道路で福岡と佐賀が繋がりました。
先日、この諸富ICへ行ってきたのでその時の様子を写真を使ってお伝えします。
今回お伝えする内容は下記の通り↓
- 諸富ICの場所・雰囲気
- 諸富ICを利用する際の注意点
- 有明沿岸道路の完成予定はいつ?
これから初めて諸富ICを利用する方には注意点もあります。
その点もご確認ください。
Contents
諸富ICの場所・地図
前述の通り、諸富ICは2022年11月12日に完成。
これにて、やっとのことで有明沿岸道路は福岡と佐賀が繋がりました。
諸富ICの場所は地図の赤丸部分↑
こちらはGoogleストリートビューで見た諸富ICの様子↑
信号が諸富ICへの出入口。
上のストリートビューで言うと、信号を右折すると諸富ICへと繋がります。
諸富ICを出てすぐの場所にはガソリンスタンド(ENEOS)があるので、それを目印にしておくと分かりやすいと思います。
諸富ICの写真・雰囲気
ここからは写真を使って諸富ICの雰囲気をお伝えします。
こちらが新しく開通した道路↑
諸富IC付近には有明早津江川大橋(早津江川の上に架かる橋)があります。
尚、諸富ICから程近い大野島IC付近にも大きな橋(筑後川の上に架かる有明筑後川大橋)があります。
福岡方面から行く場合、遠くに大きな橋が2つ連続してあったら「佐賀が近い」と覚えておくと良いかもしれません。
※有明沿岸道路では、橋がここまで連続して近くにあるケースは他にない為。
諸富ICを利用する際の注意点
諸富IC開通によって、やっとで有明沿岸道路を使って福岡から佐賀へ直で行けるようになりました。
しかし、諸富ICを利用する際には注意点も。
それは渋滞。
私は有明沿岸道路のヘビーユーザーで、今まで少なくとも50回以上は利用してきました。
利用時間帯は、朝・昼・夜・平日・休日とレパートリーに富むもの。
その中で一度も渋滞に巻き込まれたことがなかったのですが、今回、諸富ICにて初めて渋滞を経験しました。
ご覧の通り、多くの車が列をなしています。
この渋滞は諸富IC出口まであと700mほどの橋の上から発生しました。
「少し進んだかと思えば完全に止まった状態」が何度も繰り返され、諸富ICを出る(渋滞を脱する)まで10分以上もかかりました。
なぜ渋滞が発生したのか?
その答えは、上の写真にあります。
諸富ICの出入口には信号があるのですが、赤になると進めないので、出ようとする車が多い場合はここで完全に詰まってしまうのです。
前述の「少し進んだかと思えば完全に止まった状態」と言うのは、信号が「青→赤」になる為です。
おそらくは、諸富ICができたばかりで便利なことから「福岡→佐賀」へ行く人が集中して起きている現象と思われます。
よって、休日を中心にしばらくの間は諸富IC付近では渋滞が続くのではないでしょうか?
尚、渋滞ができるのは諸富ICから出る時だけで、入る時は渋滞は発生していないようです(こちらが渋滞で止まっている中、反対車線はスムーズに通っていました)。
今後、諸富ICへ行く方はこの点には注意しましょう。
有明沿岸道路の完成予定はいつ?
諸富IC開通により福岡〜佐賀が繋がった有明沿岸道路ですが、全体の完成予定はいつ頃になるのでしょうか?
今回、大野島IC(福岡県大川市)と諸富IC(佐賀県佐賀市)が開通したことで、福岡〜佐賀が繋がったわけですが、佐賀県内にはまだ完成していない箇所が多数あります。
福富IC〜嘉瀬南ICは既に開通済みですが、嘉瀬南IC〜諸富ICはまだ建設中。
気になる完成時期についてですが、探せど探せど「建設中」「建設しています」の文字ばかりで、具体的な完成日時は記載されていません。
それもそのはず?
ご覧のように、佐賀の更に西へ続く有明沿岸道路は現在建設中(青い線が道路ができる場所)。
まだ建設が開始されたばかりで、これから先の道のりはまだまだ長いです。
このような状態なので、「●年●月までに完成します」と言い切ることができないのが実情ではないでしょうか。
有明沿岸道路の未来図【壮大な構想】
更には、有明沿岸道路には壮大な構想があります。
なんと前述のルート以外にもまだまだ道は延伸されるようです。
例えば、佐賀の場合、諫早方面や唐津方面にも延伸される計画があるようです。
そして、延伸が計画されれているのは佐賀方面だけではありません。
写真は荒尾市内にあった看板。
これを見ると、有明沿岸道路の福岡最南・三池港ICから熊本まで延伸されるようです。
ご覧のように町の中心部には高架道路があるのですが、これが未来の有明沿岸道路。
はじめ有明沿岸道路の熊本延伸という話を聞いた時、あまりにも壮大すぎて冗談だろうと思っていたのですが、このように看板があったり、都市開発構想にも描かれていることを考えると、どうやら本気の計画のようです。
気になる熊本延伸の時期ですが、こちらも明確な時期はわかりません。
有明沿岸道路が熊本へ延伸される場合、この道路の上に高架道路が建設される予定。
現段階では何の変化も見られないため、建設はまだまだ先の話になると思われます。
まとめ
以上、有明沿岸道路についてでした。
2022年11月に福岡と佐賀が繋がったわけですが、これはまだ通過点。
有明沿岸道路の工事はまだまだ続きます。
下記に有明沿岸道路に関する記事を添付しております。
興味のある方はそちらもどうぞ。
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