おおむた大蛇山まつりは、江戸時代から伝承されている歴史ある夏祭り。
一年のうちで大牟田が最も熱くなる日だ。
祭りが開催されるのは7月の第4土曜日と翌日の日曜日。
2019年は7月27日(土)・28日(日)に行われる。
今回は、過去のおおむた大蛇山まつりの写真を使って、祭り当日の様子をお伝えしたい。
大蛇山とは?
一度見たら忘れられない。それが大蛇山だ。
大きく口を開いた大蛇山の迫力はもちろんのこと、火花、爆竹、笛、太鼓と「おおむた大蛇山まつり」は五感を刺激してくれる賑やかな祭り。
祭りが終わってもしばらくは、余韻が頭に残ること間違いなし。
実は、大蛇山は一体ではなく六体もある。
この六体というのは地域ごとに作られるもので「大蛇山祇園六山同」と呼ばれる。
地域によって大蛇山の見た目や雰囲気は大きく異なる。
大蛇山祇園六山は下記の6つ。
- 三池本町祇園宮
- 三池藩大蛇山三池新町彌劔神社
- 本宮彌劔神社
- 大牟田神社第二区祇園
- 三区八劍神社
- 諏訪神社
こちらは三区八劍神社。
大蛇山と言えば緑と赤のコントラストというイメージが強いが、三区八劍神社には少し青も入っており、色鮮やかなのが特徴。
山車の屋根に人が乗るのは大蛇山の定番。
三池藩大蛇山三池新町彌劔神社。
三区八劍神社同様、こちらも口の周りに青いラインが入っている。
三池藩大蛇山の特徴は、山車で子供達が笛を吹いているところだ。
煙の中から聞こえて来る笛の音色はどこか幻想的。
大蛇山まつりの場所&雰囲気
ここからは大蛇山まつりが行われる場所と雰囲気をご紹介。
場所
まずは、大蛇山まつりが行われる場所から説明。
上記のオレンジ色の部分がメインストリート。大蛇山まつりの日は歩行者天国となる。
ここを大蛇山が次から次へと行進していく。
グーグルマップで見ると下記の通り。
上記の赤丸部分は、大蛇山まつりのステージがある場所。まさにど真ん中。
大牟田駅からは直線距離で約300メートルほどの場所にある。
ステージがあるのは、「大正町3丁目」交差点部分となる。
雰囲気
こちらは、大正町3丁目交差点の様子。
大蛇山まつりが初めてで、どこから見て良いのか分からない方は大正町3丁目交差点を目指して行くと良いだろう。
因みに、画面奥に見えるのは特別観覧席。
特別観覧席は一席2,000円。観覧席の詳しい情報はコチラ。
同じく、大正町3丁目交差点にあるステージの様子。
大正町3丁目交差点に行くには、奥にある赤黄色のすき家の看板を目印にすると分かりやすいかもしれない。
大蛇山の共演。
近年は高齢化・人口減少に悩まされる大牟田。
しかし、この日ばかりは多くの人で賑わう。大蛇山まつりには毎年40万人もの人が来場する。
歩行者天国となる通りは、ご覧のようにどこもかしこも人ばかりだ。
2019年大蛇山まつりの日程
2019年の大蛇山まつりの日程は下記の通り。
7月27日(土)
■17:00~17:30 オープニングパレード・セレモニー
■17:00~17:40 ちびっこ広場
■17:10~17:30 ちびっこ総踊り
■17:50~19:05 一万人の総踊り
■19:10~21:45 祇園六山巡行・競演・御止
競演・御止(ぎょし)
20:30頃 全山競演
20:35頃 御止(かませ)
7月28日(日)
■16:10~17:30 炭坑節競演会
■17:00~18:00 ちびっこ大蛇・ちびっこみこし
■18:00~21:30 大蛇山大集合パレード
おおむた大蛇山まつりの公式サイトはコチラ。