今回は九州最大の繁華街・天神の真下にある天神地下街を特集します。
写真をたくさん使って説明していくので、天神地下街に行ったことがない人でも大体の雰囲気が分かるはずです。
天神地下街の基本情報
まずは天神地下街の基本情報から。
天神地下街がオープンしたのは1976年のこと。
2005年には地下鉄七隈線の開業に伴い、全長約600メートルに延長されました。
天神地下街の特徴は、この600メートルの通りが東西に2つあること。
テナント数は153。
カフェ、本屋、薬局、食事何処、花屋、服屋などジャンルは多岐に渡ります。
その他、銀行ATM、外貨両替機、インフォメーションセンターも完備。
天神地下街の一日の歩行者数は40万人とも言われています。
天神地下街を地図で見るとこのようになります↓
天神地下街は渡辺通の真下に南北に伸びています。
地図を見れば分かる通り、天神地下街は
- 各交通機関(天神駅|天神南駅|西鉄福岡駅)
- 多くの施設(岩田屋|福岡パルコ|新天町商店街|イムズ|アクロス福岡|福岡市役所)
と地下で繋がっています。
天神地下街を通して行ける場所を数えるとキリがないほどです。
そのため、雨の日に限らず、天神地下街を利用する人はいつも多いです。
地元民からは「てんちか」の愛称で親しまれています。
ここで便利な天神地下街のブロックの数え方を紹介。
天神地下街は1番街〜12番街からなります。
この「1番街→12番街」は「北→南」の順になっています。
最北が1番街、最南が12番街と覚えておくと便利です。
天神地下街の雰囲気
ここからは写真を使って天神地下街の雰囲気をお伝えしていきます。
天神地下街のコンセプトは「劇場」。
そのため、地下街の照明は薄暗いです。
天神地下街の造りは「レンガ通り」と「石畳の道」に分かれます。
同じ地下街でも通りによって少し雰囲気が変わるのは面白い点です。
因みに、天神地下街は19世紀ヨーロッパの街並みをイメージして造られています。
よって、天神地下街の各所ではステンドグラスや唐草模様の天井なども見ることができます。
写真は10番街中庭広場。
地上から自然光が差し込む造りになっています。
時計からは30分おきに音色が奏でられ、「残したい福岡の音風景」にも選定されています。
この時計は天神地下街開業10周年を記念して設置されたものです。
写真は3番街インフォメーション広場から天神駅東口へと続く道。
照明も、それまでの落ち着いた間接照明から蛍光色へと変わっています。
天神地下街のトイレ
天神地下街には計4ヶ所トイレ(うち1ヶ所は女性のみ)があります。
トイレは全てここ数年にリニューアルされたもので、どれも綺麗でオシャレ。
出入り口には多くの本が積み上げられ、オシャレな空間を演出しています。
一番オススメのトイレは12番街(一番南側)にあるトイレ。
このトイレは明るく清潔感があり、トイレの前にはベンチまで用意されています。
天神地下街の便利な連絡通路
天神地下街の1日の歩行者数は40万人とも言われています。
地下街と言えば、雨の日や暑い日・寒い日に利用者数が増えるもの。
もちろん、天神地下街もそうです。
しかし、天神地下街の特徴は、晴天の日も昼も夜もいつでも多くの人で賑わっていることです。
その理由は153ものテナントがある他、便利なことが挙げられます。
地上を使えば信号待ちがあるものの、地下経由だとスムーズに目的地まで行けます。
以前、当サイトで天神地下街が東西南北どこまで続いているかを特集しました。
興味のある方は、そちらの記事もどうぞ↓
以上、天神地下街の特集でした。
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