悪夢としか言いようがありません。
北九州・小倉の旦過市場にて今年2度目の火災が発生しました。
旦過市場といえば、2022年4月19日に42店舗が焼損する火事が起きたばかり。
今回は1回目、2回目の火災場所を地図で案内します。
その他、今年7月下旬に撮影していた火災現場の写真もお伝えします。
今回の火事ではあの小倉昭和館も大きな被害を受けました。
火災現場の場所・地図
こちらが火災現場の地図↑
火災現場周辺の地図↑
2回目の火災は、1回目のすぐ近くで発生しました。
気になるのは火災発生時刻↓
- 1回目の火災 4月19日午前2時40分
- 2回目の火災 8月10日午後8時56分
1回目の火災は深夜に発生したことで対応が遅れ、広範囲に火が及んだとも言われています。
それに対し、2回目は午後8時56分とまだ皆が起きている時間帯。
それでも火事が広範囲に及ぶということは、旦過市場の密集した構造に問題があったと言えるでしょう。
火災が起きた場所の写真【2022年7月撮影】
ちょうど2022年7月下旬に今回火災が発生した場所を訪れていました。
ここからはその時の写真を踏まえてお伝えしていきます。
奥にある茶色の三角屋根の建物は、8月10日夜に炎に包まれることになります。
遠くに写る高層マンションが見えなくなる位、辺り一帯は炎に包まれました。
道が狭く、建物が密集しているのがわかります。
小倉昭和館
小倉昭和館は北九州唯一の単館系映画館。
1939年創業で、8月20日には83周年を迎えるところでした。
悲劇としか言いようがありません。
まとめ
以上、8月10日夜に起きた旦過市場の火災についてでした。
旦過市場といえば、再開発に向けて動き出していたところ。
4月、そして8月に発生した火災現場はA地区に当たり、いずれにせよ解体される予定でした。
しかし、このような形でサヨナラを言うのはあまりにも悲しいもの。
特にオーナーさん&そこで働く人は、思い出の品が一瞬で燃えてかなり悔しい思いをしているはず。
以前、当サイトでは旦過市場の再開発計画について特集していました↓
その際、4月に発生した火災の影響で完成に遅れが生じる可能性を述べていました(瓦礫の撤去作業を優先するため)。
今回の火災が再開発計画に更なる影響を与えるのは言うまでもないでしょう。