今回は福岡の飲酒運転を特集します。
福岡の飲酒運転といえば、2006年に海の中道大橋(福岡市東区)で起きた事故が思い出されます。
残念なことに、あれだけ衝撃的な事故が起こっても飲酒運転は後を絶たず、度々、飲酒運転による事故のニュースを目にします。
きっと飲酒運転を心配しながら生活している人も多いはず。
そこで今回は下記項目を中心に福岡の飲酒運転についてお伝えします↓
- 速報
- ニュース
- 事故件数(年齢別・時間帯別)
- 罰則・罰金
気になっていた方は参考にしてください。
Contents
福岡の飲酒運転【速報】
まずは福岡の飲酒運転速報から。
速報に関しては福岡県警察本部交通企画課のTwitterが一番情報が正確です。
下記のように福岡県内の飲酒運転による事故・逮捕情報が順次詳しく記載されています↓
10月30日(日)午前5時07分ころに早良区で原付バイクを飲酒運転した36歳男性
を逮捕しました。
【飲酒運転撲滅ワンポイント】
見逃さない!飲酒運転は110番!#福岡県警 #飲酒運転撲滅 pic.twitter.com/32tCTtOO04— 福岡県警察本部交通企画課 (@fukkei_Kkikaku) October 31, 2022
10月26日(水)午前1時42分ころに久留米市で普通乗用車を飲酒運転した25歳女性
を逮捕しました。
【飲酒運転撲滅ワンポイント】
見逃さない!飲酒運転は110番!#福岡県警 #飲酒運転撲滅 pic.twitter.com/FECjLyt557— 福岡県警察本部交通企画課 (@fukkei_Kkikaku) October 28, 2022
しかし、福岡県警察本部交通企画課のTwitterに情報が載るのは、実際に飲酒運転があった翌日、または数日後。
その点には注意してください。
決して迅速な情報源とは言えませんが、一番確実に福岡県内の飲酒運転の数・内容を把握できます。
福岡の飲酒運転【ニュース】
今はほとんどの場合、ネットニュースの方が情報が早いです。
多くの飲酒運転の検挙・事故は、ネット上で検索すると掲載されています。
ご覧のように映像付きで福岡で起きた飲酒運転のニュースが多数掲載されています。
その他、Twitterで「飲酒運転 福岡」と検索すると、個人がより詳しい情報を挙げている場合もあります。
Yahoo!ニュース「飲酒運転 福岡」のリンクはこちら↓
参考にしてください。
福岡の飲酒運転【月別】
福岡県警察では飲酒運転による交通事故発生状況を毎月更新しています。
ご覧のようにExcelとPDFにて、その月、及び年間の福岡で起きた飲酒運転による交通事故情報を確認できます。
詳細はこちら↓
ページ上部にExcecl、下部にPDFにて情報が開示されています。
【福岡】飲酒運転による交通事故発生件数
ここからは福岡で起きた飲酒運転による交通事故発生件数に関して。
ここに福岡における飲酒運転について色々と情報が記載されていました。
2021年(令和3年)は飲酒運転による事故発生件数は年間94件で全国ワースト7位。
※2021年度は全国で2198件もの飲酒運転事故が起こっており、ワースト7位の福岡県を上回ったのは、兵庫(99件)、千葉(102件)、神奈川(117件)、大阪(131件)、東京(137件)、愛知(169件)でした。
参照:日本損害保険協会
意外なこと(?)に福岡が飲酒運転事故発生件数で全国ワースト1位だったのは2010年が最後。
それ以降は2011年の全国ワースト2位を除き、ワースト5〜11位間を行き来しています。
てっきり、福岡は常にワースト1〜3位を行ったり来たりだと思っていました。
しかし、それでも全国ワースト7位は非常に不名誉な記録。
もっと飲酒運転による事故件数を減らしてほしいものです・・・というか早くゼロになることを期待しています。
ちなみに、上記の飲酒運転による事故件数100件台はかなり減っての数字。
あの海の中道大橋飲酒運転事故が起きた2006年には、福岡県内だけでなんと650件もの飲酒運転事故が起きていました。
年間650件と言えば、月間55件もの飲酒運転事故が起きていた計算になります。
本当に恐ろしい数字ですね。
その後、福岡での飲酒運転事故は366件(2007年)、284件(2008年)、296件(2009年)、337件(2010年)、257件(2011年)となり、2012年からはずっと100件台を推移し、2021年にやっとで100件を切りました。
このことからあの海の中道大橋飲酒運転事故が世間に与えた影響は極めて大きいことが分かります。
それでも今尚、飲酒運転事故が福岡県内で100件近くもあることは考えもの。
また、飲酒運転による交通事故の件数が96件なだけであって、見つかってない飲酒運転を入れたらまだまだすごい数字なはずです。
【福岡】年齢別の交通事故発生件数
福岡で起きた飲酒運転事故【年齢別】↑
表を見ると、40台の飲酒運転事故が常に多いことがわかります。
【福岡】時間別の交通事故発生件数
こちらは福岡で起きた時間帯別の飲酒運転事故発生件数↓
飲酒運転といえば夜というイメージが強いだけに意外ですね。
おそらく、ニュースでよく見る”朝まで飲んでいた。一度寝たからアルコールは抜けていると思った”というパターンが多いのではないでしょうか。
飲酒運転に対する罰則・罰金
飲酒運転に対する罰則がこちら↓
酒酔い運転と酒気帯び運転の違いはこちら↓
酒酔い運転
アルコール濃度の検知値には関係なく、酒に酔った状態で運転が困難だと思われる状態で運転をすることを指します。直線上を歩いてふらつかないか、視覚が健全に働いているか、など運動や平衡感覚機能が麻酔されていないか、また、言動などから認知能力の低下がないかなどが判断されます。アルコール濃度が0.15未満でも体質によっては酒酔い運転に該当することもあり得ます。
酒気帯び運転
呼気中アルコール濃度が1リットルあたり0.15mg以上含まれる状態で運転することを指します。0.25mg以上含まれている場合はより重い行政処分が下されます。
参照:インズウェブ
飲酒運転者のみならず、その周辺にいる人も罰則の対象になるので注意しましょう。
よく居酒屋などが”飲酒運転禁止”と大きく張り紙をして警告しているのはその為です。
個人的には、この罰則は非常に分かりづらく、その結果、世間の飲酒運転に対する危機感が薄れているのではないかと思っています。
おそらく、街行く人に飲酒運転の罰則・罰金を質問しても、正確に上記の数字を答えられる人は少ないはず。
思い切ってわかりやすく「飲酒運転をしたら罰金1000万円」などとした方が、色んな意味で飲酒運転に対する危機感が高まり、結果、飲酒運転者数も減ると思います。
あくまでも個人の見解ですが、上記の罰則・罰金である限り、飲酒運転による交通事故の件数は徐々に減ることはあっても劇的に減ることはないと感じています。
まとめ
以上、福岡の飲酒運転についてでした。
福岡の飲酒運転による交通事故は2021年に100件を切り、減少傾向にあります。
しかし、今尚、飲酒運転をする人が一定数いることは事実。
時々、福岡のニュース番組で、飲酒運転のニュースが立て続けに流れることがあります(特に年末年始は多いです)。
そのようなニュースを見る度に、まだ飲酒運転をしている人がいるのかと思うと同時に、酔っ払っている人が車を運転していることに対して恐怖感を覚えます。
残念ながら、福岡の車文化は決して良いとは言えません。
もしもの時に役立つのが自動車保険。
自動車保険の見直しを考えている方は、一括見積もりなどを利用して自分に合ったものを選んでください↓
事故というものは、いくら自分が正しく運転していても、相手が間違えた運転をしたら起こってしまうもの。
ぶつかってきた相手が保険に入ってなかったら最悪です。
福岡を運転する場合、オプション等は少し手厚くしておいた方が良いかもしれません。