現在、須崎公園にある福岡県立美術館は2029年に大濠公園へ移転します。
今回は、福岡県立美術館の移転に関して下記の点を中心にお伝えします↓
- 移転先の場所・地図
- 現在の跡地はどうなる?
福岡県立美術館が大濠公園に移転することにより、あまり見慣れない光景が誕生します。
【福岡県立美術館】移転先の場所・地図
まずは移転先について。
こちらが福岡県立美術館が移転してくる大濠公園↑
大濠公園といえば、福岡で一番有名な公園。
湖の周囲は2kmもあり、福岡市民憩いの場です。
大濠公園の南側に位置します。
ここは現在、福岡武道館と日本庭園がある所。
地図を見て気になるのが、何と言っても福岡市美術館の場所。
福岡県立美術館が移転してくることで、県立美術館と市立美術館が隣同士というあまり見慣れない光景が誕生します。
今後、大濠公園はアート色が一気に強まることでしょう。
赤丸部分が2029年に新福岡県立美術館が建つ場所↑
福岡県立美術館の移転に伴い、福岡武道館は今後、福岡市民体育館(福岡市博多区)の敷地内へ移転することになります。
【福岡県立美術館】現在の場所・地図
須崎公園でも今後、大きな動きがあります。
まずは、場所の説明から。
地図の赤丸部分が須崎公園↑
須崎公園は天神の北側に位置し、大濠公園とは直線距離で約2km離れています。
現在の福岡県立美術館の跡地は?建て替えは?
福岡県立美術館が大濠公園に移転した後、跡地はどうなるのでしょうか?
今後どのようになるかは、まだ具体的には決まっていないようです。
実は、現在の福岡県立美術館がある須崎公園は老朽化により、大幅にリニューアルされます。
その完成予定図を見ても、福岡県立美術館のその後が未定であることが伺えます。
このイメージ図を見ても現在、福岡県立美術館がある場所は空白。
今後どうなるかは、まだ正式に決まってないようです。
ちなみに、奥にあるガラス張りの建物は、老朽化した福岡市民会館に変わる建物で約2千席の大ホールなどを備えた文化施設。
上のリニューアル後のイメージ図とは同じ角度に設定しています。
公園左側にある2つのグレーの建物を基準にすると、分かりやすいと思います。
ご覧の通り、公園の広場と福岡市民会館の場所が完全に入れ替わっています。
このことから須崎公園は「改装」というよりかは「新しく生まれ変わる」と表現した方が良いかもしれません。
まとめ
以上、2029年に移転する福岡県立美術館についてでした。
大事な点をまとめると、下記の通りになります↓
- 須崎公園から大濠公園へ移転する
- 大濠公園では福岡県立美術館と福岡市美術館は真隣
- 須崎公園は今後大幅リニューアル
- 現在の福岡市美術館は補完的に活用される予定
須崎公園から大濠公園という大規模な引っ越しはもちろんのこと、2つの美術館(県立と市立)が真隣になるというのも驚きです。
2029年以降、福岡のアート好きの間では「とりあえず大濠公園へ行ってみよう」というワードが聞こえてきそうです。
新福岡県立美術館のデザイン
こちらは新しい福岡県立美術館のデザイン↓
4F建で屋上庭園もあります。