今回のテーマは神社のおみくじについて。
最近初めて知ったのですが、全国のおみくじの70%は1つの神社で作られているそうです(各神社で作られているわけではないのです)。
しかも、その神社は福岡からそう遠くない場所にあります。
今回はその詳細をお伝えしていきます。
Contents
全国のおみくじを作る神社
日本全国の70%ものおみくじを作る神社は、山口県の二所山田(にしょやまだ)神社です。
二所山田神社の場所はこちら↓
赤丸部分が二所山田神社です。
住所:山口県周南市鹿野上2898
おみくじを作った経緯
前述の通り、全国の70%ものおみくじを二所山田神社が製造しています。
より正確に言うと、二所山田神社が設立した新聞社・女子道社が作っています。
女子道社とは、明治時代に二所山田神社の宮司が女性の社会進出を訴えて設立したもの。
機関誌『女子道』を発刊し、その資金源としておみくじの製造を開始したのです。
おみくじは女子道社で手作業で作られ、二所山田神社で清めの儀式を行った後、全国へ運ばれています。
ちなみに、神社でよく見かけるおみくじ自動頒布機も女子道社が開発しました。
まとめ
以上、全国の70%ものおみくじを作る神社についてでした。
女子道社で作られるおみくじは全部で18種類もあり、和歌が詠まれているものから、英文で書かれているものまで様々なタイプのものがあります。
尚、全国には女子道社以外にも、おみくじを作る神社が5社あります。
日本の神社の数を調べたところ、約8万8000社もあります。
もちろん、全ての神社がおみくじを導入しているわけではありませんが、おみくじを作る神社が全国に6社しかないとは驚きですね。