マリノアシティ福岡に観覧車が2つあった?
福岡市西区にある九州最大級のアウトレットモール・マリノアシティ福岡。
マリノアシティ福岡と言えば、大きな観覧車がランドマークとなっています。
こちらがマリノアシティ福岡の様子↑
観覧車の存在感は絶大。
マリノアに行って観覧車に気づかない人はいないでしょう。
しかし、昔は観覧車がもう1つあったというから驚き。
観覧車が2つあった時代の写真がこちら↓
写真を見て分かる通り、今はなき観覧車の方が大きなものでした。
それもそのはず、撤去された観覧車「Sky Dream Fukuoka(スカイドリームフクオカ)」は高さ120メートル、直径112メートルで日本最大の観覧車だったのです。
2006年に中国に抜かれるまではアジア最大の観覧車としても有名でした。
マリノアにある2つの観覧車のうち1つが撤去されると決まった当時、大きい方と聞いて「そっち?」と突っ込んだ人も多いはず。
それほどインパクトのある観覧車でした。
Sky Dream Fukuokaは今どこに?
気になるのは撤去されたSky Dream Fukuokaのその後。
現在どうなっているのでしょうか?
ここからはSky Dream Fukuokaの基本情報とその後をお伝えしていきます。
Sky Dream Fukuokaがあったのは厳密に言うと、マリノアシティ福岡にかつて隣接していたエンターテイメント施設エバーグリーンマリノア内でした。
稼働していたのは2001年12月15日〜2009年9月26日。
営業終了の理由は、利用者の減少によるもの。
その後、Sky Dream Fukuokaは台湾の企業への売却が決定しました。
ここからがすごい展開。
なんとあの巨大な観覧車を撤去して台湾まで船で運んだのです。
現在は、台中市にある「麗宝楽園(Lihpao Land)」というリゾート施設で現役で稼働しています。
観覧車の新名称は「天空之夢 スカイドリーム」で、台湾一の高さを誇る観覧車として地元民に愛されているようです。
改めて思う観覧車2つ
おそらくは、どっちの観覧車に乗るかで迷った人も多かったことでしょう。
それにしても観覧車に乗っている人同士で目が合う構造は、極めて異質ですね。
しかし、この景色を見た人は長い間、観覧車が2つあったという事実を忘れないことでしょう。
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Sky Dream Fukuokaは現在、台湾で天空之夢という名で活躍しています。
こちらの記事で天空之夢の現在の様子・動画を確認できます↓
動画を見たらきっと驚くはずです。