本州と九州を隔てる関門海峡を自転車・原付バイクで渡ることはできるのでしょうか?
今回は下記の点を中心にお伝えします↓
- 関門海峡の基本情報
- 自転車・原付バイクで渡る方法
- 自転車・原付バイクの通行料金
- バイクの排気量
これから関門海峡に行く予定の方は参考にしてください。
関門海峡の基本情報
まずは、関門海峡の基本情報から。
自転車・原付バイクで渡る予定の方は、今からお伝えする基本情報・地図を覚えておいた方が良いでしょう。
関門海峡には1つの橋と3つのトンネルがあります。
詳細は下記の通り。
トンネル↓
- 関門鉄道トンネル ・・・ 電車(JR)
- 関門国道トンネル ・・・ 車・人・自転車
- 新関門トンネル ・・・ 新幹線
橋↓
- 関門橋 ・・・車
この中で自転車・原付バイクで渡ることができるのは関門国道トンネルだけ。
より詳しく言うと、関門トンネル人道だけと言うことになります。
関門国道トンネル・関門トンネル人道は構造が特殊な為、詳細は後述します。
関門国道トンネルとは? 場所・地図
上の写真で言うと、赤い線の下が関門国道トンネル。
前述の通り、関門海峡にはトンネルが3つあるのですが、この関門国道トンネルだけ構造が極めて特殊です。
なんとトンネルでありながら2階建の構造。
上の階は車道、下の階は人道になっています。
人・自転車・原付バイクは下の階の関門トンネル人道を渡ることになります。
人道なので、自転車や原付バイクは押し歩きすることが原則。
地図の赤丸部分が関門トンネル人道の場所↑
関門トンネル人道の写真
関門トンネル人道へはエレベーターを使って行きます。
写真奥に写るのがエレベーター。
エレベーターがあるので、自転車や原付バイクでも問題なく上り下りできます。
ご覧の通り、海底の中間地点には山口県と福岡県の県境もあります。
このトンネルの全長は780メートル。
よって、普通に歩けば10分ほどで行き来することができます。
バイクの排気量は?
ここでバイクの排気量についてもお伝えしておきます。
バイクの排気量によってルートは大きく異なってきます。
詳細は下記の通り↓
- 関門橋(高速道路) ・・・ 125㏄未満のバイクは禁止
- 関門国道トンネル(国道/上の階) ・・・ 50㏄未満のバイクは禁止
- 関門トンネル人道(国道/下の階) ・・・ 押し歩きに限り、50㏄未満のバイクは通行可能
50cc未満の原付バイクで関門海峡を渡る場合、必然的に関門トンネル人道で押して歩く方法しかありません。
自転車・原付バイクの通行料金
関門トンネル人道を歩いて渡る場合は無料です。
しかし、自転車・原付バイクがある場合は通行料が20円かかります。
ご覧の通り、人道は決して幅が広いとは言えません。
自転車・バイクで行く際は、必ず押し歩きでマナーを守るようにしましょう。
まとめ
以上、関門海峡を自転車・原付バイクで渡る方法についてでした。
重要な点をまとめると、下記の通りになります↓
- 自転車・原付バイクで渡る際は関門人道トンネル
- 自転車・原付バイクの通行料は20円
- 自転車・原付バイクは押し歩きが原則
- 関門人道トンネルは、関門国道トンネルの下の階にある
これから行く予定の方は参考にしてください。
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