2022年からプロ野球独立リーグに参入した福岡北九州フェニックスが、来シーズンから球団名を北九州下関フェニックスへと変更することを発表しました。
球団名から「福岡」が消え、「下関」の文字が新たに加わることになります。
球団誕生から1年も経たずしての名称変更。
なぜ球団名は北九州下関フェニックスになるのでしょうか?
今季のスタジアム使用頻度を見ると、そこに答えがありました。
その他、北九州と下関の”近さ”を写真を使ってお伝えします。
【球団名変更】北九州下関フェニックス
前述の通り、福岡北九州フェニックスは来シーズンから北九州下関フェニックスへと球団名が変更されます。
わずか1年での球団名変更は早いように感じますが、今シーズンのスタジアム使用頻度を見るとそれも頷けます。
2022シーズン、福岡北九州フェニックスのホームゲームは合計39試合。
その中で北九州市民球場では7試合しか行われてないのですが、下関(オーヴィジョンスタジアム下関)では9試合も行われています。
試合数だけでいうと、本拠地の北九州市民球場よりもオーヴィジョンスタジアム下関の方が2試合も多く行われていることになります。
このことが、球団名に「下関」が加わる大きな理由とされています。
因みに、福岡北九州フェニックスの2022シーズン日程を見ると、ホームゲームは福岡の他、大分、長崎でも行われています。
その中でも、大分県中津市にあるダイハツ九州スタジアムでは6試合も行われており、これは北九州市民球場の7試合とそう変わらない数字です。
北九州と下関の”近さ”
ここから北九州と下関の関係について。
両市は関門海峡を隔て、福岡県・山口県と別の県になるわけですが、地理的には非常に近いのです。
それを象徴する写真がこちら↓
海の向こうは北九州。
ご覧のように下関と北九州は目と鼻の先。
下関から北九州方面を見た写真となります。
その距離780メートル。
まとめ
このように北九州と下関は地理的に非常に近いのです。
以前、下関に行った際、興味本位で駅前に置いてあったフリーペーパーを見たところ、北九州・小倉の求人が多く掲載されていました。
おそらくは、下関に住んでいて勤務先が北九州という人も多いことでしょう。
下関駅〜小倉駅は電車で10分ちょっと。
そう考えると、両市の結びつきは生活面でも強いため、球団名が北九州下関フェニックスとなるのも何ら不思議なことではないですね。
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