博多にある謎の広大な敷地
今回は数年前からずっと気になっていることをお伝えしたい。
それは博多にある広大な空き地だ。
その場所は、茶栽培発祥の地として有名な聖福寺の裏手にある。
最寄駅は福岡市営地下鉄祇園駅。
グーグルマップやヤフー地図、市販の地図で見ても、なぜかここだけは空白で何も記されてない。
その広大な敷地の様子はこちら。
私がこの空き地の存在に気づいたのは2014年夏のこと。
福岡市営地下鉄祇園駅からそう遠くない場所。大博通りからは200メートルほどしか離れてない。
上記の立地から、いずれ何らかの施設ができるんだろうなと思っていた。
しかし、5年経っても空き地は手つかずのまま。
この5年というのは、あくまでも私が発見してからの年数。よって、もしかしたらもっと長い間、このままの状態かもしれない。
謎の土地を航空写真から見ると・・・
因みに、グーグルマップの航空写真で見るとこうなる。
おそらく、アビスパ福岡の本拠地レベルファイブスタジアムがすっぽり入るくらいの大きさ。
航空写真で気になるのは、ちょうど半分あたりで土の色が違うこと。ここを境に昔は何らかの施設があったのだろうか。
また、ど真ん中におおきな木の群があるのも気になる。木の周辺には大きな石が複数積まれている。手をつけられない何らかの理由があるのだろうか?
空き地周辺
門は、よく屋敷などで見かけるような立派な造り。
この周辺には、お寺が多いことから昔はここもお寺関係の施設があった(?)のだろうか。
結局、なぜこんなにも大きな敷地が手つかずの状態で長期間放置されているのかは分からないまま。
あまり土地の値段などには詳しくはないが、博多区・祇園駅近くでこれだけの敷地だと相当な額だろう。
そう考えると、空き地のままでは勿体ない気がする。
新たな情報が分かれば追記していく予定。
【追記】御供所小学校の跡地
追記です。
情報提供を頂き、やっとで謎が解けました。
上記の広大な敷地は、
御供所(ごくしょ)小学校の跡地
でした。
御供所小学校とは、かつてこの場所に存在した小学校。1998年にドーナツ化現象により生徒数が激減したことで廃校。閉校時の児童数は66名だったそうです。
その後、同じく廃校した近隣の冷泉小学校、大浜小学校、奈良屋小学校と共に現在の博多小学校(奈良屋小学校の跡地)へと統合されたようです。
以前、当サイトで冷泉小学校跡地を取り上げた際に写真を撮っていました。
因みに、現在の博多小学校ができるまでの歴史がこちら。
御供所小学校は赤枠部分。
参照:福岡市立博多小学校 創立10周年記念事業実行委員会記念誌部
情報を下さった方、ありがとうございました。おかげさまで長年気になっていた謎が解けました。