西鉄天神大牟田線とJR鹿児島本線が交差する場所は2ヶ所ある

西鉄とJRが交差する場所

天神と大牟田をつなぐ西鉄天神大牟田線。

福岡と鹿児島をつなぐJR鹿児島本線。

福岡の南北を繋ぐこの2路線。

実は二ヶ所で交差することをご存知だろうか？

交差する場所は下記の通り。

1. 久留米市
2. 福岡市＆春日市

一つは久留米市津福本町。西鉄天神大牟田線で言うと、「試験場前駅」と「津福駅」の間に位置する。

もう一つは福岡市＆春日市。西鉄天神大牟田線で言うと、「井尻駅」と「雑餉隈駅」の間に位置する。

二ヶ所目は、福岡市＆春日市とあるように少し複雑な分岐点になっている。

そこで、今回このは二ヶ所目の様子を地図と写真を使って解説したい。

分岐点

線路を境に市区町村が変わるのは、よくあること。

しかし、西鉄とJRが交差する福岡市＆春日市の箇所は「X状」になっており、周辺には川や道路も通っているため、より複雑になっている。

グーグルマップで見ると下記のようになる。

ご覧のように線路を境に春日市、福岡市南区、福岡市博多区の3つに分かれている。

複雑なのは線路を隔てて春日市側にある一部の地域（精華女子短期大学など。赤丸部分）は、福岡市博多区になることだ。おそらく、ここだけは線路ではなく道が境となっている。

上図のオレンジ色の箇所から見た風景がこちら。

田んぼもあったりと周辺にはのどかな風景が広がる。

こちらは西鉄とJRが交差する瞬間の写真。少し見えにくいかもしれないが、奥にはちょうどJRの列車が走っている。

なぜだかよく分からないが、電車がこのように交差する瞬間を見ると貴重なものを見たような気がして、得した気分になるものだ。