イオン小郡がまた浸水した。
現在、イオン小郡ショッピングセンターは7月21日の大雨の影響で営業を一時休止しているようだ。
▶︎イオン小郡のHP
この知らせを聞いて、”またか”と思った人も多いはず。
イオン小郡は2018年7月の西日本豪雨の際にも浸水したからだ。
2年連続の浸水である。
私はこのイオン小郡へ何度か行ったことがあるのだが、今回はその際に少し不自然に感じた点も含め、お伝えしていきたい。
尚、これはあくまでも私の個人的な意見。
気候や地理の専門家ではないので、その点はご了承頂きたい。
Contents
イオン小郡の構造
初めてイオン小郡に行った際、駐車場に入り損ね、ぐるっと周囲を回ることになった。
その際、少し違和感を感じた。
その理由がこちら↓
こちらはグーグルマップのストリートビューの画像。
駐車場が公道よりも低い位置にあるのだ(一部水平な箇所もある)。
大げさな表現かもしれないが、イオン小郡の敷地はお盆状になっている。
このような構造はよくあることかもしれない。
しかし、問題はその周辺の環境だ。
地図を見ると分かる通り、イオン小郡周辺には宝満川、高原川が流れている。
そこから繋がる小さな水路も合わせると、建物周辺は水に囲まれているのだ。
よって、そのことを考えると敷地が他よりも低いお盆状というのはよろしくない。
なぜならば、大雨の際、そこに「水が溜まる=浸水する」からだ。
更には、この周辺は山地が多い。
山が多いとその分、雲がたまりやすくなり雨が発生しやすい。
以前、よく九州自動車道を使っていたのだが、小郡から程近い場所にある基山あたりになると夏場は急に豪雨が降り出すことが何度もあった。
それは結構な迫力で前がよく見えないレベルの雨量。
あれだけの豪雨が降る地域で、周りに川があり、更には敷地が低い場所にあるとなると浸水する条件を満たしていると言っても過言ではないかもしれない。
これは、あくまでも私の個人的な意見なわけだが、2年連続で浸水にあったイオン小郡、そして駐車場に車を止めていたお客さんのことを考えると何とも言えない気持ちになる。
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