アビスパ福岡のホームスタジアムとして知られる博多の森球技場の名称が変わることになりました。
新名称は「ベスト電器スタジアム」。
変更は2020年3月1日から。
今回は、博多の森球技場の名称の歴史、及び、新名称が決まるまでの流れをお伝えします。
新名称は「ベスト電器スタジアム」
2008年に地元のゲーム会社レベルファイブが、博多の森球技場の命名権を取得。
その後、長らく「レベルファイブスタジアム」の名で親しまれてきました。
しかし、その契約も20年2月末に終了。
それに伴い、博多の森球技場の所有者である福岡市は新しい命名権を公募していました。
その結果、4社から応募があり、1月7日に福岡市に本社を置くベスト電気が選ばれました。
新スタジアムの名前は「ベスト電器スタジアム」。
命名権料は年間3600万円。
契約期間は20年3月1日~23年2月末の3年間となります。
屋根の部分にデカデカと表示してあった「LEVEL5 STADIUM」の文字。
近いうちに「BEST DENKI STADIUM」に変更になることでしょう。
レベスタ、ベススタでややこしい?
今回の決定を受け、個人的には名称の上では少し、ややこしいんではないかと思っています。
理由は下記の省略時の呼称。
- レベルファイブスタジアム → レベスタ
- ベスト電気スタジアム → ベススタ
スタジアム名を略した時、以前と1文字しか変わりません。
しかも、響きが非常に似ています。
更に、お隣佐賀に本拠地を置くサガン鳥栖のホームスタジアムの以前の名称は、「ベストアメニティスタジアム(〜2018年)」。
これを略すと「ベススタ」。
そう、略すとベスト電気スタジアムと一緒なのです。
そういう意味で、九州のサッカーファンにはベススタが博多の森球技場と馴染むまでには、少し時間がかかるかもしれません。