4月7日夜に、7都府県に対して「緊急事態宣言」が出されました。
気になる7都府県は、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県、そして福岡県。
安倍首相の会見の模様は、テレビ各局が生中継。
同じ現象は、テレビに限らず、YouTubeでも見られました。
5チャンネルが生配信していたのです。
今回はそこで起こった興味深いデータをお伝えします。
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YouTubeでも生配信
前述の通り、緊急事態宣言の会見はYouTubeでも生配信されていました。
ライブで配信していたのは、下記の5チャンネル↓
- テレビ東京
- ANN
- 産経
- 毎日
- 朝日
当然のことながら全チャンネル、内容は同じものでした。
しかし、全く同じ内容でありながら、チャンネルによって視聴者数は驚くほど違いました。
結果からいうと、テレビ東京の圧勝でした。
同じ内容なのに、なぜそのような現象が起こったのでしょうか?
下記に、配信された画面と視聴者数を見ながら解説していきます。
5チャンネルの視聴者数
視聴者数が多かった順に、画面と視聴者数をまとめました。
視聴者数は、19時30分台のリアル視聴者数です。
1位 テレビ東京 約11万人視聴
2位 ANN 約2.3万人視聴
3位 産経 約5000人視聴
4位 毎日 約1800人視聴
5位 朝日 約1500人視聴
まとめ
上記の画面を見て、何か感じた方も多いことでしょう。
そう、面白いように視聴者数は見やすい順番になっていたのです。
1位のテレビ東京は、安倍首相の顔がはっきりと見え、テロップ&手話も付いています。
2位のANNは、テロップはないものの、はっきりと安倍首相の顔を確認できます。
3位〜5位に関しては、少し引き気味であったり、画面が暗いなど、見ていて少しストレスを感じる構造となっています。
このことから、視聴者はただ単になんとなくテレビ東京を選んだわけではなく、いくつかのチャンネルを確認し、一番見やすかったテレビ東京を選んだ可能性が考えられます。
求められるものを作ると、そこに人は寄ってくる。
そう考えさせられた、緊急事態宣言の生配信でした。