レベルファイブスタジアム
レベルファイブスタジアム(博多の森球技場)は福岡市博多区の東平尾公園内にある球技専用のスタジアム。
1995年開場。収容人数は21,562人。施設所有者は福岡市。
Jリーグ・アビスパ福岡のホームスタジアムとして知られる。
スタジアムのネーミングライツは地元のゲームソフト開発メーカー・レベルファイブが2008年から取得。現行の契約は2020年2月29日まで。
追記
スタジアムの命名権が変更。
新しい命名権は、ベスト電器が取得。
2020年3月1日より、博多の森球技場の名前は「ベスト電器スタジアム」になります。
名称変更の詳細は、こちらの記事をご参照ください↓
スタジアムの雰囲気
球技専用スタジアムである為、観客席とピッチが近いのが魅力。
スタジアムは福岡空港から近い場所にある。その為、客席からは空を舞う飛行機を眺めることができる。
夜のレベルファイブスタジアムの様子。
スタジアムの外観。モダンな造りになっている。
このスタジアムができるまで、福岡には大きな球技専用のスタジアムはなかった。その為、95年に出来た頃、サッカー好きの私は非常に興奮したのを今でもよく覚えている。
博多の森球技場ができた95年、福岡で開催されていた夏季ユニバーシアードのサッカー決勝はこのスタジアムで行われた。日本代表は決勝で韓国代表を破り初優勝した。
日本代表の試合は一度だけ行われたことがある。それは、96年キリンカップサッカー。日本代表は3−2でメキシコ代表を破った。その時のメキシコ代表のメンバーには世界的に有名なGKホルヘ・カンポスがいた。
その後、アビスパ福岡が96年にJFLからJリーグに昇格した後は、アビスパのホームスタジアムとしてサッカーファンの間では認知されるようになる。
リニューアル
既にご存知の方も多いと思うが、日本で2019年にラグビーのワールドカップが開催される。レベルファイブスタジアムはその会場の一つに選ばれている。
国際大会にふさわしいスタジアムにしようと、2018年2月に大幅にリニューアルされた。
大きなリニューアルポイントは下記の3点。
①観客席が個席へ
リニューアルで客席はそれまでのベンチ席から個席となった。メインスタンドに関しては、クッションや肘掛け、カップホルダーを備えた贅沢な作りとなっている。
②照明がLEDに
照明は従来の水銀灯からLEDに変更。明るさは今までの1500ルクスから2000ルクスへアップした。因みに、この2000ルクスという数字はラグビーワールドカップ組織委員会が設けている基準らしい。
③ホーム側に大型ビション
ホーム側にあった電光掲示板が大型ビジョンへ生まれ変わった。サイズは縦5.76m、横14.4mだ。
今までは対戦カードやスコアなどが文字だけで表示される寂しい作りだったがリニューアル後はリプレー映像なども大型ビジョンで楽しめるようになった。
アクセス
住所:福岡市博多区東平尾公園2−1−1
アクセス
- 徒歩の場合: 福岡市営地下鉄「福岡空港駅」4番出口から徒歩25分
- バスの場合: 博多バスターミナル1Fから「ひばりが丘団地」行き。「東平尾公園入口」下車。そこから徒歩5分。