16日に行われたJ2第41節。
アビスパ福岡はアウェーで愛媛FCに2−0で勝利し、5年ぶりのJ1昇格を決めました。
今回は、この5年ぶりという数字をピックアップします。
そこには本当に不思議なジンクスがあるんです。
既にご存知の方もいるかと思いますが、改めてアビスパの法則を振り返ります。
4:1の法則
1996年に初めてJリーグに昇格したアビスパ福岡は、2002年に初のJ2降格を経験します。
そこから今回紹介する「4:1の法則」「5年周期」は始まっているんす。
それは、
- 5年毎にJ1昇格
- 4年J2 → 1年J1
というサイクル。
下記に、2001年以降のアビスパ福岡の成績一覧表を作成しました↓
年度 | カテゴリー |
2001 | J1 |
2002 | J2 |
2003 | J2 |
2004 | J2 |
2005 | J2 |
2006 | J1 |
2007 | J2 |
2008 | J2 |
2009 | J2 |
2010 | J2 |
2011 | J1 |
2012 | J2 |
2013 | J2 |
2014 | J2 |
2015 | J2 |
2016 | J1 |
2017 | J2 |
2018 | J2 |
2019 | J2 |
2020 | J2 |
2021 | J1 |
表を見たらわかる通り、見事なまでに「4:1の法則」が続いています。
今回のアビスパ福岡の「5年ぶりのJ1昇格」は、4期連続でということになります。
怖いほど当たるジンクス
この「4:1の法則」、怖いほど当たります。
実は、サッカーファンの間では数年前から「アビスパは5年毎にJ1昇格する」「4年J2→1年J1」と話題になっていました。
私自身、そのことを知っていただけに2020シーズンが始まる前に「今年はアビスパは昇格するのかな」と、なんとなくですが思っていました。
しかし、2020シーズン開幕後にさすがにそれはないだろうと思うようになりました。
理由は、ありえないほどのアビスパ絶不調。
J2第16節を終えだ時点で、アビスパ福岡は6勝4分6敗の17位(22チーム中)。
「さすがに5年周期のジンクスは今シーズンで終わりだ」
そう思いました。
しかし、ここからアビスパの快進撃が始まります。
17節から27節にかけて驚異の12連勝で首位に浮上。
その後も好調を維持し、41節の愛媛戦に勝利し、J1自動昇格圏となる2位以内を確定させたのです。
この急展開に驚いた方も多いことでしょう。
気になる2021シーズン
5年ぶりにJ1昇格を決めたアビスパ福岡。
ここで気になるのが、またもや「4:1の法則」。
アビスパは4年かけてJ1に昇格するも、わずか1年で降格してきたのです。
このジンクス通りだと、アビスパはまた一年で降格することになります。
思えば、アビスパはここ20年間、一度もJ1に残留したことがないんです。
J2で戦っている時には励みになるジンクス。
しかし、J1に昇格した瞬間に不気味になるジンクス。
2022シーズンのJ1にアビスパ福岡の姿はあるのでしょうか?
今後も要注目です。