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梅光園緑道|六本松と笹丘を結ぶ全長970mの緑道|国鉄筑肥線が通った道

梅光園緑道
梅光園緑道

 

六本松と笹丘を結ぶ全長970mの緑道

地域住民に愛される道

 梅光園緑道は六本松と笹丘を結ぶ全長970mの緑道です。それぞれのスタート地点は油山観光道路(六本松方面)と筑肥新道(笹丘方面)に繋がっています。ジョギング、犬の散歩等、様々な形で地域住民の方に親しまれている道です。道の途中、遊具やベンチのほか、石のオブジェなどもあります。
 この緑道の特徴は両サイドにある住宅・マンションとの距離が近いことです。よく両脇に建物がある道はあるのですが、この緑道は特にその距離感が近い気がします。それを象徴するかのように建物によっては、緑道から直接つながる専用の出入り口が設けられている所も多々あります(詳しくは下記写真参照)。
 その他、緑道の途中に車が通る道路があることも特徴的です。道路といっても住宅地なので交通量は少なく、幅も数メートルとそこまで大きくありません。そのような道路は計5箇所あります(位置は上記の写真参照)。因みに緑道の総面積は14,040㎡です。

国鉄筑肥線が以前は通っていた

実は梅光園緑道の一部は昔、国鉄筑肥線だったようです。国鉄筑肥線とは昭和58年(1983年)に廃線となった鉄道で、「博多〜姪浜」間を結んでいました。その中の「鳥飼〜小笹」間の一部が現在、この梅光園緑道として整備されているようです。

写真で見る梅光園緑道

梅光園緑道の雰囲気

梅光園緑道
新緑の季節は道の両脇が緑に染まり、目で見ても楽しめる。
笹丘方面からのスタート地点。石のオブジェがお出迎え。
これが梅光園緑道の特徴的なシーン。緑道と建物が隣接している為、道と直接繋がっている建物もある。
全長970mの緑道は、途中で車も通る道路(5箇所)と交差している。上記の写真はそのうちの一つ。因みに背後に見えるガラス張りの大きなビルは現在建設中の裁判所(福岡高等裁判所、福岡地方裁判所、福岡簡易裁判所、福岡家庭裁判所)。高さは約60mで地上12階、地下2階建になるようだ。
梅光園緑道 スタート地点(六本松)
六本松方面のスタート地点。緑で覆われたトンネルが印象的。奥に見えるのは油山観光道路。この一角だけ地面がオレンジ色で他と素材が違う(滑りにくい素材)。
梅光園緑道 夕方の様子
夕方の様子。両サイドが緑なので夏場は涼しく感じる。
梅光園緑道 ベンチ
緑道の途中には休めるようベンチが数カ所設置されてある。
梅光園緑道 標識
道の途中には数カ所、スタート地点から現地点までの距離が表示されている。この標識は900m換算。おそらく全長の970mから途中で交差する道路の幅を引いた数値と思われる。