天神から本屋さんが消える?
これは決して大袈裟な表現ではありません。
天神にある3つの本屋さんが相次ぎ、閉店を発表したのです。
今回は、その詳細をお伝えします。
3つの本屋さんが閉店
近々、閉店予定の本屋さんがこちら↓ ※カッコ内は閉店時期
- ジュンク堂(〜2020年6月末)
- 紀伊國屋書店(〜2021年8月末)
- メトロ書店(〜2020年3月末)
各本屋さんの詳細は下記の通りです。
ジュンク堂福岡店
約140万冊の書籍を取り扱うジュンク堂福岡店。
フロアは地下1F〜地上4F。
書籍数、スケール共に九州最大規模の本屋さんです。
入居するメディアモール天神(MMT)の再開発に伴い、閉店。
不幸中の幸いが、一時閉店ということ。
2024年完成の新ビル(19階建)に再出店の予定。
紀伊國屋書店天神イムズ店
紀伊國屋天神イムズ店がオープンしたのは、2017年4月のこと。
天神の書籍文化に新しい風が吹くかと期待していたのですが、残念ながら2021年8月に閉店するようです。
紀伊國屋といえば、以前は天神コアにありましたが、そちらは2007年3月に閉店。
紀伊國屋書店にとっては、天神で2度目の閉店となります。
メトロ書店ソラリアステージ店
メトロ書店がソラリアステージ5Fにオープンしたのは、2015年のこと。
閉店するのは2020年3月31日。
紀伊國屋書店同様、短期間での閉店となりました。
閉店理由は、売上の伸び悩み。
テナント契約が終了するタイミングで撤退を決めたようです。
まとめ
今回の相次ぐ本屋さんの閉店は、本が好きな人にとってはショッキングな出来事です。
個人的には、本屋さんは人目につく場所にあることが大切なのかなと感じました。
今回閉店する紀伊國屋書店、メトロ書店は、それぞれイムズ4F、ソラリアステージ5Fと少し人目につきにくい場所にありました。
事実、ここに本屋さんがあったことを知らなかった人も多かったはず。
本屋さんは、なんとなく目について入って、なんとなく本を手にとって買う場所なのかもしれません。
紀伊國屋書店・メトロ書店共に店内の雰囲気が明るく、清潔感のあるお店だった為、この仮説を考えると残念です。
不幸中の幸いが、ジュンク堂が一時閉店だということ。
再開発後、新しくできるジュンク堂に期待しましょう。