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コーヒーの飲み過ぎには注意!|カフェインに弱い人が語る実話

コーヒーのカフェイン

連日、猛暑日が続いている。

最高気温が30度後半になるのは当たり前。

汗をかいてはカフェへ行き、アイスコーヒーを飲んで涼んでいる方も多いのではないだろうか?

今回のトピックはそのコーヒーについて。

既にご存知の方が大半だと思うのだが、コーヒーにはカフェインという成分が入っている。

カフェインには頭を覚醒される作用があると言われているが、過剰摂取は禁物だ。

これから語るものはカフェインに弱い体質の人、かつ以前はカフェイン中毒だった人の話である。

「最近、体の調子がおかしい」「でも、原因が分からない」という方にとって、もしかしたら解決の糸口があるかもしれない。

コーヒーと私

カフェインの症状について語る前に、コーヒーと私の歴史についてお伝えしたい。

おそらく、多くの人が突っ込みたくなる過去がそこにはある。

今から10年前、東京に住んでいた私は喫茶店巡りにハマっていた。

喫茶店の魅力は多くの人が同じ空間にいながら、違う時間をそれぞれに過ごしていること。

読書に夢中になる人もいれば、スマホをいじる人、パソコンを開いて必死に何かを打ち込んでいる人もいる。

でも、皆が同じ空間にいる。

それがたまらなく好きだった(その雰囲気は今でも好きである)。

私はチェーン展開をしているカフェと言うよりも、個人経営のレトロな喫茶店を好んで行った。

理由は、世界でそこにしかない空間があるからだ。

おばあさんが一人でずっと切り盛りしている喫茶店から、巨大なスピーカーからクラシック音楽が流れる名曲喫茶まで、とにかく目についた喫茶店には入って行った。

その流れで自然とコーヒーを飲む習慣が身についていった。

そんなこんなで東京から福岡へ帰ってからも喫茶店巡りは続いた。

変な趣味だと言われるかもしれないが、福岡に帰ってきてから行った喫茶店の名前・数だけはなぜか記録している。

この記事を書くにあたってメモを見返したところ、福岡県内だけでも喫茶店は150店舗以上、チェーン展開しているカフェは350店舗以上回っていた。

それほど以前は喫茶店のヘビーユーザーだったのだ。

ここで今回の趣旨に戻る。

後々気付いたことだが、私はカフェインに弱い体質だったのだ。

しかも、”かなり”がつくほど弱い体質だったのだ。

カフェインに弱い体質の人間が、喫茶店巡りが趣味でコーヒーを大量摂取する生活を送るとは今考えると皮肉なものだ。

ここからはカフェインが体に及ぼす影響、及び、実際に私の身に起こった話をしていきたい。

カフェインが及ぼす影響

一般的にカフェインは脳を覚醒させる効果があるとされている。

眠くなった時にコーヒーとはよく聞く話だ。

しかし、前述のように許容量を越して摂ると不調をきたすこともある。

そのことを知らずに私は一時期、一日に4〜5軒も喫茶店をはしごすることがあった。

これからお伝えすることは少し極端な例かもしれないが、実際に私の身に起こったことだ。

不眠症

コーヒーには脳を覚醒する作用があると言われている。

しかし、逆に考えると眠れなくなることだってあるのだ。特に摂りすぎた場合は。

後々気付いたことだが、カフェインに弱い私の場合、夜以降にコーヒーを飲むと必ずと言って良いほど夜眠れない。

普段は夜0時頃に床につくのだが、夜にコーヒーを飲むと深夜1時、2時まで眠れないことがほとんどだ(全てと言っても良いだろう)。

”コーヒーを夜飲んだら眠れないことぐらい知ってるよ”

そう思われる方もいるかもしれないので、ここからは独自の意見をお伝えしたい。

それは喫茶店・カフェごとに対策をした方が良いと言うことだ。

「?」マークの人が多いと思うので掘り下げて説明したい。

一言にコーヒーと言ってもコーヒー豆には色んなタイプがある。原産国も様々だ。

ここが注目点!

当然のことながら、お店によってカフェイン含有量が違うのだ。

よって、カフェイン含有量が多いコーヒーを提供しているお店はその分、体にカフェインの症状が出やすいのだ。

正確な数値を分析したわけではないが、私はあるチェーン店のコーヒーを飲むと夜眠れない。

この眠れないと言うレベルが甚だしく、朝一で一杯飲んだだけでも夜は、と言うよりも翌朝の3〜4時まで眠れない。

しかも、どんなに疲れていても睡魔があっても眠れないのだ。

睡魔があって眠れない?

不思議に思う方も多いだろう。

でも、これは事実である。

そのチェーン店のコーヒーを飲むと眠気を感じても、どんなに体が疲れていても眠れないのだ。

これは実に苦しい。

さすがにここでそのチェーン店の名前を言うわけにはいかないが、同じコーヒーでもお店によってカフェインの効き方が違うと言うことは意識しておいた方が良いだろう。

「ちょっとあそこのお店のコーヒーを飲むと体調が悪い」と言う人は、そのお店は控えた方が良いかもしれない。

体が震える

これはカフェインに弱くない人が聞くと、笑ってしまう話かもしれない。

しかし、冗談抜きでカフェインを摂り過ぎると私は体が震え始めるのだ。

初めは何らかの病気だと思っていのだが、カフェインの過剰摂取が体に震えを生じさせると何らかの文献で読んで以降、飲む量を制限してからは震えは徐々に治った。

その中でも特に空腹時にコーヒーを飲んだ時に、震えを感じることが多かった。

そして、前述のように(おそらく)カフェイン含有量が多いチェーン店のコーヒーを飲むとそれは顕著だった。

よって、今でも車を運転するときなどは、なるべくコーヒーを取らないようにしている。

余談だが、皆さんは「コーヒー&シガレッツ」という映画をご存知だろうか?

名前の通り、コーヒーとタバコを題材にした11の作品かなるオムニバス映画だ。

その1作「変な出会い」では、『ライフ・イズ・ビューティフル』でアカデミー主演男優賞を受賞したイタリア人俳優ロベルト・ベニーニが出ている。

この作品をよく見ると、コーヒー中毒者を演じているロベルト・ベニーニの手は震えている。

作中、このシーンに対して具体的な解説はないものの、おそらくはカフェインがもたらす作用を表しているものだと思われる。

このようにカフェインの過剰摂取は動作にも影響を及ぼすため注意が必要だ。

心配・不安

最後に心理的な面も。

最近、各方面で取り上げられているのでご存知の方も多いかもしれない。

カフェインの過剰摂取は心配・不安をもたらすこともある。

今振り返ると、コーヒーを一日に何杯も飲んでいたとき、ちょっとしたことで不安を感じることが多かった気がする。

どちらかと言うと幼少期から心配性な私であるが、コーヒー摂取量の最盛期には特にひどかった。

よって、もしこの記事を見ていてコーヒーが好きで最近不安な気持ちになると言う方は、少し控えた方が良いだろう。

カフェイン中毒

カフェインの持つ特性に気づき、コーヒーをやめようとした私だが、それは中々できなかった。

ここで新たな事実に直面する。

実は、私は極度のカフェイン中毒者だったのだ。

前述のように喫茶店巡りをして一日にコーヒーを4〜5杯飲むことは普通だった。

しかし、それは外での話。

それとは別に家で更に2〜3杯飲むことも多々あった。

そんな私が、コーヒーを急に断とうとしたらどうなったか?

そこにあったのは禁断症状だった。

あまり食には貪欲でない私だが、コーヒーを断つとイライラすることが多くなった。

そのストレスに耐えきれず、喫茶店に入ることもしばしばだった。

ひどい時は息苦しさを覚え、普通にノートにメモを取るのも集中できないくらいだった。

どこかタバコの禁断症状に似た感じだ。

改善策は?

今でもコーヒーが好きだ。

しかし、それは週に2〜3回飲む程度。

少なくとも一日に5杯飲むようなことはない。

では、なぜコーヒーの量を減らせたのか?

ここからは個人的な方法であるが、私が取った改善策を3つお伝えしたい。

徐々に減らす

毎日5杯は飲んでいたコーヒーを急にゼロにするのは無理があると思った。

そこで私が取った方法は徐々に減らす方法だった。

一日5杯から4杯。それに慣れたら3杯と言うふうに徐々に減らして体を慣らしのだ。

物事は捉え方が大事。

ここで意識すべき点は、「2杯しか飲めない」ではなく、「2杯も飲めるんだ」とプラスに考えること。

余裕があれば夕方以降はカフェインを摂らないように意識しよう。

代替品を見つける

代替品を見つけるのも一つの手だと思う。

私の場合、何か飲んでいないと落ち着かなかったため、レモンティーなど代替品となり得るものを見つけては飲んでいた。

特に寒いシーズンだと、温かい飲み物は”温かい”と言うだけでコーヒーに似ていて満足感が得られた。

世の中にはカフェインを含んでいない飲み物は山ほどある。

健康的な飲み物を探すと言う好奇心と共にに自分に合った飲み物を探して頂きたい。

ノンカフェインのコーヒー

色々試してみたが、どうしてもコーヒーが止められない。

そのような方にはノンカフェインのコーヒーがおすすめだ。

個人的には、これが一番無理なくコーヒーのカフェイン離れできる方法だと思う。

試しにAmazonなどのショッピングサイトで「コーヒー ノンカフェイン」「コーヒー カフェインレス」と検索してほしい。

ありがたいことに豊富な種類のカフェインレスのコーヒーが出てくる↓

その後の体の状態

今でもコーヒーは飲んでいる。

しかし、それは週2〜3回。

この回数は意識して制限している。

コーヒー、カフェインを控えるようになって心身共に変化があった。

まずは睡眠だ。

以前は床についてからすぐ眠れなかったのだが、最近は夜11時を過ぎたあたりから眠くなり、そのまま寝るというパターンが多い。

また、カフェイン摂取量を少なくしてから体に震えが生じることもなくなり、不安・心配を感じることも極端に少なくなった。

なぜ、そのような私が今回、この記事を書こうと思ったのか?

その理由は、カフェインの過剰摂取の怖さを知らない人が意外と多いからだ。

コーヒーを飲むと眠気覚ましになることは知っていても、震えが生じたり、不安な気持ちになることを知らない人は実に多い。

カフェインに強い体質の人ならばそれで問題ないのだが、怖いのはカフェインに弱い体質の人だ。

私のようにカフェインに弱い体質であることを知らずに、コーヒーを多量に飲み続けていると生活に影響を及ぼすことがある。

今回はそのようなカフェインに弱い体質の人の役に立てばと思い、記事を作成しました。

思い当たるものがあれば、参考にして下さい。