7月14日に放送された「がっちりマンデー!!」で、ムースが特集された。
ムースと言えば、溶けない不思議なアイスとして九州民にはお馴染みの商品。しかし、全国販売はされていない。
今回は、その「がっちりマンデー!!」で放送された内容をまとめてみた。
不思議なアイス
ムースを知らない人にとって、その形状はかなり変わったものに見えるようだ。
番組では、アイスなのにプルンプルンのプリン状であること、それなのにワンハンドスタイルであることを紹介。
その他、九州限定商品であるにも関わらず、年間約600万個も売り上げていると驚きをもって伝えられていた。
人気の秘密は?
ここで終わらないのが「がっちりマンデー!!」。
番組ではムースの人気の秘密に迫る。
ムースが支持される理由として、下記の2点が挙げられていた。
懐かしい味
福岡出身の方ならばムースを食べて懐かしさを覚えるはず。
ムースは40年以上前から福岡の学校給食で出されているからだ。
今でも給食用だけで年間販売数は約400万個だと言うから驚きだ(給食用のムースはワンハンドスタイルではなく、カップ型)。
もちろん、濃いミルク味のムースは生徒達の間で大人気になる。
それを見た会社の人が、これだけ人気があるならば商品化したらもっと売れるだろうと言うことで、お店でも販売されるようになったそうだ。
そう、ムースは学校給食から生まれた商品なのだ。
学校給食でムースを食べ慣れた生徒達が大人になっても懐かしく思い食べ続けることで、安定した需要があることは言うまでもないことだろう。
栄養価が高い
では、なぜムースは学校給食に選ばれたのだろうか?
その理由は栄養価が高かったから。
ムースは原材料に濃縮された練乳を使っている為、やたらと牛乳が濃いのだ。
50gあたりのカルシウムでは、ムースは牛乳の約2倍(ムース110g、牛乳57g)もあるそうだ。
栄養価の高いデザートを探していた給食の人にとって、ムースはぴったりの商品だったという訳だ。
ムースの全国販売は?
懐かしさ・味・独特の形状で九州では圧倒的な人気を誇るムース。
全国展開したら、さぞかし売れることだろう。
そう思う方も多いはずだ。
番組内ではそのことについても言及。
実は、ムースは以前、セブンイレブンで期間限定で全国販売されたことがあるそうだ。
しかし、あまりの人気に生産が追いつかず、その当時は全国展開を諦めたとのこと。
驚くなかれ、その年のムースの年間販売数は約2,000万個を記録したそうだ。驚異的な数字だ。
因みに、現在、ムースは大量生産できる状態にあるそうで、今後、全国でムースが見られる日もそう遠くないかもしれない。
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