春日公園球技場は、春日公園内にあるスタジアム。
春日公園球技場の知名度は同じ県内にあるレベルファイブスタジアム、博多の森陸上競技場などと比べるとそこまで高くない。
おそらく、福岡の人でも春日公園球技場の存在自体を知らない人も結構多いのではないか?
しかし、個人的には春日公園球技場は隠れた名スタジアムだと思う。
理由は球技専用スタジアムなのでピッチと客席が近いこと、最寄駅からそう遠くないことが挙げられる。
その春日球技競技場は、あのFCバルセロナとも意外な接点がある。
今回は、上記に挙げた点を中心にお伝えしていきたい。
春日公園球技場の雰囲気
春日公園球技場の収容人数は1万人。
内訳はメインスタンド3500人、その他部分が6500人となっている。
メインスタンド部分には観客席があり、立派な造り。
しかし、それ以外の席は芝生となっている。
前述のように球技専用スタジアムである為、どの席からも見やすいのが特徴だ。
過去には国体にてサッカーが開催された実績もある。
春日公園球技場では、サッカーの他、ラグビー、アメリカンフットボールなどの試合も行われている。
また、駅から近いことも大きい。
最寄のJR春日駅からは徒歩約10分の距離。
春日駅は博多駅から快速を使えば11分。
また、西鉄大牟田線の春日原駅からも徒歩15分ほどの距離にある。
春日公園球技場周辺の地図はこちら↓↓↓
赤丸部分が春日公園球技場。
春日公園内にある為、スタジアム周辺は緑が多く、良いウォーキングコース。
バルセロナアカデミーも使用
春日公園球技場は、サッカーの名門チームFCバルセロナとも意外な接点がある。
なんとバルセロナアカデミー福岡校が、春日球技場でトレーニングをしているのだ。
バルセロナが福岡にアカデミー?
そう思われる方も多いことだろう。
実は、バルセロナは日本にアカデミー校を4つも持っているのだ。
バルセロナアカデミーとは、6歳から18歳までを対象とした育成スクールのこと。
同アカデミでは、バルセロナのサッカー哲学に基づいたトレーニングを受けられる。
指導者の中にはバルセロナの下部組織出身者も。
現在、日本にバルセロナアカデミーは4校(福岡校、葛飾校、奈良校、品川大井町校)あるのだが、福岡校はその中でも2009年に一番早くに開校された。
現在、日本代表で活躍する冨安健洋はバルセロナアカデミー1期生だそうだ。
春日球技場にはナイター設備もあるので夜でもトレーニングが可能。