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銀天町商店街
難読地名としても有名な雑餉隈(ざっしょのくま)。
今回はその雑餉隈にある銀天町商店街を紹介。
銀天町商店街は、西鉄雑餉隈駅から約100メートルほどの場所にある。
銀天町商店街の長さはおよそ200メートル。
その中に八百屋、飲食店、文具店、服屋など約50店舗が入っている。
商店街は上記写真を見たら分かるように人通りはまばらだ。シャッターを落ろした店もちらほら目立つ。
しかし、昔、雑餉隈は「第二の中洲」と呼ばれるまでに盛り上がっていたそうで、当時は銀天町商店街も多くの買い物客でにぎわっていたらしい。
写真では分かりにくいかもしれないが、西鉄雑餉隈駅にかけて少しだけ傾斜があるのだ。
長い商店街は平坦な場所にあるのが一般的。そのような意味では、銀天町商店街は少しレアな商店街かもしれない。
雑餉隈という地名
ここでちょっとしたトリビア。
雑餉隈という地名は、住所上は博多区には存在しない。
西鉄雑餉隈駅の住所は「博多区麦野」、銀天町商店街の住所は「博多区銀天町」となっている。
では、雑餉隈という地名は一体どこから来ているのだろうか?
実は、「雑餉隈」という地名は博多区に隣接する「大野城市雑餉隈町」から来ているのだ。
古くから博多区南部と大野城市西部の一体のエリアを「雑餉隈」と呼んでいたらしい。
それが馴染んで今では、この周辺一帯を誰もが雑餉隈と呼ぶようになったそうだ。
アクセス
銀天町商店街は西鉄雑餉隈駅からすぐの場所。現在、雑餉隈駅周辺では大規模な高架化工事が行われている。
高架化が完了すれば、銀天町商店街周辺の人の流れも少しは変わるかもしれない。