地下鉄空港線・赤坂駅近くに福岡城の外堀石垣を間近で見学できる場所がある。
赤坂にそんな場所あったっけ？
そう思う方も多いことだろう。
しかし、赤坂によく行かれる方は今からお見せする写真を見て今までの記憶と今回説明するに福岡城の外堀石垣が繋がることだろう。
では、早速詳細を説明していきたい。
福岡城の外堀石垣・入り口
福岡城の外堀石垣は赤坂駅から徒歩1分ほどの場所にある（下記「アクセス」参照）。
外堀石垣への入り口がコチラ。
この建物に見覚えのある方、気になっている方も多いのではないか？
そう、これこそが福岡城跡堀石垣保存施設への入り口なのだ。場所は歩道脇にあり、真横には道路。多くの人の目につく場所にある。
堀石垣が公開されている日時は下記の通り。
毎週土日 10〜17時（12/29〜1/3除く）
中へ入ると、写真のように階段で地下へ繋がっている。一歩入ると外とガラッと空気が変わるのが特徴。
福岡城の外堀石垣・内部の様子
こちらが内部の様子。
約10メートル程、石垣が続く。柵があるものの、石垣を間近で見ることができる。
この石垣は、地下鉄空港線の工事の際に発見された。交通局と教育委員会との協議の結果、昭和51年から発掘調査を行い、石垣線の方向を推定する上で重要な2箇所が現場保存されることになった。
石垣を見て思ったのは、こんなにも粗く積み上げられているのかというもの。
私の中で石垣と言えば、隙間もなくぎっしり積まれているイメージがあったのでその点ではちょっと意外だった。
石垣の一部で変色が見られるが、その部分は発見当時、水に浸かっていたそうだ。
施設内にはガイドの方がいて、質問をすると色々と答えてもらえる。
出入りは誰でも自由にできる。入場料は無料。地下へ繋がる入り口が気になられていた方は、一度行ってみると良いだろう。
アクセス
福岡城堀石垣があるのは、地図の赤丸部分。
地下鉄空港線・赤坂駅からは地上に出て徒歩1分の場所。
