姫島(糸島市)|島全体がパワースポット?|福岡藩の流刑地だった場所

姫島




姫島は糸島半島から西に4km離れた場所にある島。

玄界灘に浮かび、島の周囲は3.8km。

人口は約200人とコンパクトな島。

最近では、ドラマ『半沢直樹』に「垣内」役で出演していた俳優・須田邦裕の出身地としても知られる。

姫島へのアクセス

姫島
姫島へは、岐志(きし)漁港からフェリーが出航しており、約16分で行ける。

運賃は大人片道470円

市営渡船「ひめしま」は、一日4往復している。

岐志漁港には、無料駐車場もある。

フェリーの時刻表、無料駐車場の情報はコチラ

姫島の雰囲気

姫島姫島は人口200人ということもあり、非常に落ち着いた島だ。

集落は、港近くに集まるのだが、そこから一歩外れるとご覧のように海が見えるのどかな空間が広がる。

姫島基本的に集落以外は人通りが少ないものだから、堤防をテーブル代わりにしてゆっくりとメモを取ったり、物思いにふけったりすることもできる(写真は姫島の西側)。

島にはスーパー、民宿、学校は全て一つずつしかない。

学校に関しては小中学校で一校になっており、全校生徒は10人程。年代によっては生徒数よりも先生の数が多いこともあるそうだ。

姫島こちらは学校の目の前に広がる海。

堤防には、卒業生作品の絵が描かれている。

海を眺めながら絵を描くとは、なんとも贅沢だ。これも島にある学校の醍醐味だろう。

姫島は島全体がパワースポット?

姫島
港から程近い場所に豊玉姫神社がある。

この神社は安産の神として知られ、全国から安産祈願に訪れる人がいる。

姫島豊玉姫神社は高台にある為、写真のように島全体を見渡すことができる。

神社が島全体を見渡せる場所にあるからだろうか、姫島は島全体が安産の神とも呼ばれている。

この島の女性には、難産がないとさえ言い伝えられている。

また、島の北東部には「産の穴」と呼ばれる場所があり、神話によるとここで姫島の守り神でもある豊玉姫が出産したとされている。

その他、「産の穴」近くには「坊主の首」というものもあり、これまたパワースポット。

岩は坊主の形をしており、首に見える部分が落ちそうで落ちないことから受験の神様と呼ばれている。

因みに、「産の穴」「坊主の首」に行くには、岩場を歩いて行く必要があり、危険を伴う為、注意が必要だ。

福岡藩の流刑地だった

姫島は、江戸時代は福岡藩の流刑地だったことでも知られる。

幕末の詩人・野村望東尼が島流しにあった場所で、彼女は姫島に約10ヶ月閉じ込められたそうだ。

野村望東こちらは集落から少し離れた場所にある野村望東尼像。

像の手前にある建物は、復元された牢屋。

因みに、野村望東尼がかつて過ごした平尾山荘(福岡市中央区平和)も復元されて現在に至る。

姫島のプチ情報

姫島の名前の由来
島の名前の由来は、遠くから島を見ると形がオッパイに似ていることから姫島と呼ばれるようになったそうだ。 ※諸説あり

産業
姫島の人口の半数以上が漁業で生計を立てている。

同じ名字が多い
姫島の人口は約200人で50世帯ある。島にはなぜか「森」「須田」「吉村」と同じ名字の人が多いそうだ。その為、島民は名字ではなく、下の名前で呼び合うことが多い。

電気が通って50年
姫島に初めて電気が導入されたのは、1968年8月28日のこと。そう遠くない過去の話だ。周囲は海に囲まれる人口の少ない島。電気がなかった時代、夜はどのような感じだったのか気になるところだ。