Uber(ウーバー)タクシーが19年10月17日より福岡でサービスを開始しました。
今回は下記の点を中心にお伝えします。
- 福岡でのサービスエリア
- Uberとは?
日本のUberは海外とは違う形態のようです。
その点も含めてご覧ください。
福岡でのサービスエリア
まずは福岡でのサービスについて説明します。
福岡でのサービスエリアは福岡市と糸島市の一部エリアとなります。
地図で表示するとこんな感じ↓
黒枠部分がサービスエリアです。
海外のUberといえば一般の人が運転手というイメージが強いですが、福岡の場合はタクシー会社12社と提携しているようです(車両台数は450台)。
Uberタクシーは今回の福岡が九州初上陸。
全国でいうと福岡は、淡路島、名古屋、大阪、仙台、青森、郡山、広島、京都、福山についでUberタクシー10ヶ所目の都市となります。
Uberとは?
Uberとは、アプリを使って簡単にタクシーを配車できるサービス。
世界70ヵ国、450都市以上でサービスを展開しています。
アプリ内で目的地を指定すると、近くにいるタクシーがマッチングされ迎えに来てくれます。
人とタクシーのマッチングアプリといえば分かりやすいかもしれません。
その場から目的地に行くまでの最適なタクシー案を機械が読み取って表示してくれます。
配車時におおよその料金が表示。
支払いはカード or 現金払い。
Uberの使い方の詳細は下記Uber公式ページをご参照ください↓
Uberジャパンは独自路線
Uberといえば、海外ではタクシー会社ではなく一般の運転手がサービスを行うイメージが強いです。
制服も着ず、私服で運転みたいな感じで。
でも、その分、安い料金が売りです。
そのため、以前はイギリスでタクシー会社がUberに対して自分たちの仕事が減ったと抗議活動をしたほどです。
しかし、日本のUberは海外のUberとはサービス形態が大きく異なるようです。
配車されるのは一般の車ではなく、タクシー会社。
それには2015年に行われた、あるサービステストが大きく関わっています。
実は、2015年2月に福岡市では一般人が自家用車で運送サービスを行う「みんなのUber」が開始されました。
ニュース番組でも大きく取り上げられていたので覚えている方もいるかもしれません。
しかし、「みんなのUber」は国土交通省から「自家用車による運送サービスは不法行為に該当する」とみなされ、サービス中止に追い込まれました。
結局、「みんなのUber」は同年3月にわずか2ヶ月で終了。
そのため、諸外国がUberといえば自家用車なのに対し、日本だけはタクシー会社との提携という独自の路線を歩むことに。
日本は独自の文化があり、時として外資系企業は進出しづらいとも言われています。
海外では人気のあるUberタクシー。
今後、福岡、そして日本でUberタクシがーが成功するのか注目です。