平成30年7月豪雨で甚大な被害を受けた福岡県大牟田市。
その爪痕は、豪雨から3週間経った今でも色濃く残っています。
今回は、災害廃棄物受け入れ所となっている2つの公園(手鎌北公園・諏訪公園)を回ってきました。
そこには、ゴミの山という衝撃的な光景だけでなく、ショッキングな情報もありました。
尚、災害廃棄物受け入れ所の最新情報は、下記の「災害廃棄物受け入れ所」をご覧ください。
手鎌北公園
手鎌北公園では、7月29日まで災害廃棄物を受け入れていました。
こちらが手鎌北公園の様子。
写真手前が冷蔵庫などの大型家電製品、奥が燃えるゴミとなっています。
徐々に落ちついてきたそうですが、災害廃棄物受け入れ当初は、車が長蛇の列をなしたそうです。
わずか4ヶ月後に、ここがゴミの山になるなんて誰も予想していなかったことでしょう。
諏訪公園
次にご紹介するのが諏訪公園。
聞くところによると、災害廃棄物を受け入れている3ヶ所の中で、諏訪公園が一番混雑したようです。
手鎌北公園よりもゴミの量は多かったです。
諏訪公園は、大牟田で特に被害が大きかった三川地区から近い場所にあります。
便乗で不法投棄する人も?
ここでショッキングな情報を。
スタッフの方に話を聞いたところ、災害廃棄物を受け入れ始めて一週間ほどした頃からセキュリティーを高めたそうです。
理由は、便乗して廃棄物を捨てていると思われる人たちがいたからだそうです。
残念なことに、中には今回の災害とは関係ない人までもゴミを捨てに来ていたようです。
例えば、大量の大型電化製品を持ってくる他県ナンバーの業者っぽい人など。
そのため、今は受付を強化。
不審だと判断された人は、受け入れ拒否をしているそうです。
災害廃棄物受け入れ所
以前、災害廃棄物受け入れ所は下記の三ヶ所でした。
- 諏訪公園(〜8/31)
- 手鎌北公園(〜7/29)
- 宮浦公園(〜7/21)
現在は、諏訪公園のみでの受け入れとなっています。
受け入れ期間は8月31日までの予定。
尚、受け入れ場所・期間に関しては変更になる可能性があります。
詳しくは、コチラ(大牟田市のホームページ)をご覧ください。
以上、豪雨で甚大な被害を受けた大牟田についてでした。