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EASとは?|英語以外の教科を英語で学ぶ|福岡県の高校で導入

eas

 

EASとは?

皆さんはEASという言葉をご存知でしょうか?

EASとは英語活動指導員のこと。

わかりやすく言えば、英語以外の教科を英語で教えてくれる先生のことを指します

例えば、生物の授業を日本語を使わずに英語だけで教えるといった感じで。

10月7日放送のRKB「今日感テレビ」にて、福岡県でEASを導入している高校を特集していました。

今回は、番組内で特に印象に残った情報をまとめてみました。

福岡県の県立高校では8校がEAS導入

福岡県の県立高校はEASを3年前に導入。

当初は2人の指導員から始まったそうですが、現在は4人に増員。

導入高校も8校へと増えているそうです。

「今日感テレビ」ではEAS導入校の一つである福岡高校を特集。

現在、福岡高校ではアメリカ人講師が英語以外の教科を英語で教えているそうです。

取材日は「東南アジア・ボルネオ島」をテーマにした授業。

もちろん、先生だけではなく生徒も英語で発言します。

授業は全てが英語オンリー。

生徒曰く、英語で授業を行うことで単語力や理解力が格段に増したそうです。

福岡高校の生徒を対象としたアンケートでは、英語で授業を行うことで学習意欲が増したと回答したのは全体の9割。

EASの効果は今のところかなり高いようです。

番組内では、EASのアメリカ人講師にもインタビュー。

少しの時間でしたが、見る限り、講師は日本語もできるようでした。

講師曰く、授業の準備は大変だそうで、1コマ1時間弱の授業に準備は2日かかるとのこと。

準備で特に大変なのは、難しい内容を優しい英語表現に直す点

いきなり難易度の高い英語表現を使ったら、生徒がついていけないからでしょう。

そうならないためにもアメリカ人講師はかなり工夫をしているようでした。

福岡県は今年度中にEASを授業だけではなく、部活動にも導入する予定だそうです。