今回は福岡で楽しめるラーメン二郎系のお店を紹介したい。
それは南区大橋にある「らーめん大」。
福岡と言えば、博多ラーメン。
それ故に、豚骨以外のラーメン屋さんは極端に少ないのが現状。
これは福岡のラーメン文化でもあり、同時に他の味を楽しみたい人にとっては中々不便な環境でもある。
実は、私は以前、らーめん大の存在に助かったことがある。
昔、東京に住んでいたのだが、運悪く(?)福岡に戻ってくる数ヶ月前にラーメン二郎にハマったのだ。
既にご存知の方も多いと思うが、ラーメン二郎には中毒性があると言われている。
1度や2度目は「そんなに世間が騒ぐほどか?」と思うのだが、3度目くらいから急に体質がラーメン二郎を求めるようになるのだ。
そんなこんなで福岡に戻ってしばらくして体がラーメン二郎を欲した頃、焦って福岡で食べられる二郎系を探したのを今でもよく覚えている。
そこで見つけ出したのが、今回ご紹介するらーめん大というわけだ。
らーめん大には今でも時折、二郎系を欲した時に通っている。
今回は、そのらーめん大のお店の雰囲気から注文方法までを詳しくご紹介したい。
福岡に転勤などで住まれている方で、二郎系を欲している方は是非参考にして下さい。
らーめん大の雰囲気
らーめん大があるのは、西鉄大橋駅の西口から徒歩5分程の場所(詳しい場所は下記「アクセス」参照)。
写真のように黄色い看板が目印だ。
自動発券機の横には飲み物の自販機が。店内に自販機があるのは一見変わっているようにも見えるが、これは二郎系ではよく見られる光景だ。
店内は全てカウンター席でL字型になっている。
席は大体10席くらいだろうか。
込み合う時間帯は満席のことも多々あるのだが、店内は広く長椅子も用意されているので、待っていてもそこまで苦にならない。
らーめん大の注文方法
以下の4点をお好みで選べる。
- 野菜
- ニンニク
- 脂
- 味の濃さ
以前はカウンターで注文時に直接店員さんに言っていたのだが、最近は食券に記載されている4点のボリュームを赤ペンで記入して出すスタイルになっている。
二郎系に初めて行く人は、注文時に結構緊張するもの。
このように記入式だと、その辺のハードルがぐんと下がるので良い。
因みに、赤ペンはカウンターに用意されている。
らーめん大の量
気になるのが、よくテレビやネットなどで話題になる野菜の量だ。
野菜と言っても、ほぼもやしなわけなのだが、「増し」と「増し増し」の写真を下記に紹介。
そこそこ食べられる人にとっては、無理なくチャンレンジできる量だと思う。
だが、脂多めでスープも濃いめにするとその分、パンチが効く。
手ブレしていることからも分かる通り、かなりの衝撃だ。
正直言って、食べるのに自信がある方でも最初はビビると思う。
野菜をいくら食べても減らないのだ。
私自身、一度、かなりお腹が空いた状態でらーめん大に行き、増し増しを食べたことがあるのだが、まだ大分残っている段階でお腹が一杯になり、かなり焦った経験がある。
一説によると二郎系でラーメンを残すことは「ギルティー」と呼ばれているそうだ。
ギルティーとは禁止行為のことだが、直訳で「有罪」。
残す(ギルティー)かもしれない……。
そう思っただけで、胸の鼓動が聞こえる気がした。ガクブルものである。
だが、そんなことを乗り越えて増し増しを食べきった瞬間は、なんとも言えぬ達成感があった。
おそらく、二郎系に中毒性があるのはその味もさることながら、この食べきった時の達成感という心理的なものも大きく関係しているはずだ。
っとここで重要なことを言い忘れていた。
それは味だ。
お好みでどうするかにもよるが、しょうゆラーメンはスープが濃いめで美味しい。同じらーめんでも博多ラーメンにはない口触りだ。
また分厚いチャーシューが2枚ついてくる点も嬉しい。こちらにも濃いめの味が染み渡っている。
そして、野菜と並ぶらーめん大の一番の魅力がニンニク。
ニンニクの量を選べるわけだが、多めのニンニクが濃い目の醤油ラーメンと絡み合うハーモニーはたまらない。
野菜の量に圧倒され、箸が止まりかけてもニンニク入りスープに浸すとまた食欲が湧くから不思議。
麺は太めの縮れ麺。これは、博多ラーメンにはないタイプ。
縮れ麺は食感もあり食べ応えがある。太めで表面積が広い分、前述のニンニク入りスープをたくさん吸い込むので美味しさがアップする。
これ以上書くとまた行きたくなる為、今回は以上とさせて頂く。
二郎系に興味があった人、転勤などで福岡に住み二郎系を欲している方は参考にしてください。
らーめん大へのアクセス
住所:福岡県福岡市南区大橋2-12-13 康孝ビル 1F