2019年のJリーグが開幕した。
J2のアビスパ福岡は開幕戦でFC琉球に1−3で敗戦。J2初昇格のチーム相手に厳しいスタートとなった。
アビスパ福岡は今シーズン、J1に昇格できるのだろうか?
今回は、そのアビスパ福岡と昇格にまつわる不吉な2つの法則をお伝えしたい。
Contents
「4:1」の法則
アビスパ福岡には、ここ10年以上「4:1」の法則というものが付きまとう。
「4:1」とは
- J2に4年
- J1に1年
というサイクルのことだ。
表で見た方が早いと思うので早速チェックしてみよう。
年 | 所属 |
2002 | J2 |
2003 | |
2004 | |
2005 | |
2006 | J1 |
2007 | J2 |
2008 | |
2009 | |
2010 | |
2011 | J1 |
2012 | J2 |
2013 | |
2014 | |
2015 | |
2016 | J1 |
2017 | J2 |
2018 |
アビスパ福岡は2002年から「J2で4年、J1で1年」というサイクルを実に3回も繰り返している。
4年かけてやっとでJ1に昇格したのに、わずか1年でJ2戻りとはファンにとっては実にストレスの溜まるサイクルだ。
今季、J2に属するアビスパ福岡。
ここで気になるのは、この法則でいくと今度はいつ昇格するかだ。
「4:1」の法則でいうと、次にアビスパ福岡が昇格するのは2020年ということになってしまう。
「0」「5」の法則
アビスパ福岡と昇格にまつわる法則は上記の「4:1」だけではない。
もう一つある。
これまでアビスパ福岡がJ1に昇格したのは合計で4回。
そしてこの4回全てにもある共通点が存在する。
実は、昇格年の一桁の数字が全て「0」か「5」なのだ。
表で見るとこのような感じになる。
昇格年 | 備考 |
1995 | JFL → J |
2005 | J2 → J1 |
2010 | J2 → J1 |
2015 | J2 → J1 |
この法則で言うと次にアビスパ福岡が昇格するのは、早くとも2020年ということになってしまう。
これは「4:1」の法則とも一致してしまう。
2つの法則に則ると、「今年は昇格できない」と言うネガティブな捉え方から、「来年は昇格できる」と言うポジティブな捉え方までできる。
だが、ファンにとってはこのような法則は一刻も早く打ち破り、ずっとJ1にいてほしいことだろう。
色んな意味で、今シーズンのアビスパ福岡の戦いに注目だ。
因みに、アビスパ福岡は今シーズン、ラグビーワールカップの影響でレベルファイブスタジアムを使えない時期がある。その時期は隣の博多の森陸上競技場で試合をすることになる。
対象の試合に行かれる方はお間違いのないように。
博多の森陸上競技場で行われる9試合の情報はコチラから。