今回はちょっとした小ネタを。
先日、福岡市営地下鉄空港線を使って西新駅から博多駅まで行ったのですが、その時、あることに気づきました。
たまたま地下鉄内で開いた地図アプリの表記がおかしいのです。
普通であれば現在地がドンピシャで表示されるはずなのに、おおよその場所しか表示されていなかったのです。
今回はその時のスマホの画面、及び、地下でGPSが繋がりにくい理由についてお伝えしていきます。
地下鉄でGPSは繋がらない?
こちらは地上で地図アプリを開いた時の画面↑
ご覧の通り、青い丸で現在地が正確に記されています。
自分が今どこにいるのか正確に分かれば、初めて行く場所でかなり便利です。
これは地下鉄を走っている際にたまたま地図アプリを開いた時の画面。
ご覧の通り、おおよその場所は表示されているものの、今現在どこにいるかの正確な青丸は表示されていません。
ちなみに、ネット上で「地下鉄 GPS」で色々と調べたところ、ポケモンGOなどのゲームアプリをやっていたら地下鉄で信号が消えて困った等の意見も見受けられました。
地下鉄でGPSが繋がらない理由
地上では正確な現在地が表示されるのに、なぜ地下鉄では表示されないのでしょうか?
理由はシンプル。
衛星からの信号が建物で遮断されて届かないからです。
同様に地下街やトンネルなどもGPSが正確に届かない場合があります(場合によっては地上にある建物内でGPSが届かないことも)。
まとめ
前述の通り、地下鉄・地下街・トンネルなどでは遮断物がある為、GPSが繋がらないことがあります。
今度そのよう場所に行かれる際は地図アプリなどでGPSがどのようになっているのか確認してみて下さい。
ちなみに、同じ地下鉄と言っても場所によって電波やGPSの繋がり具合は違うようです。
ちょっと古い話になるのですが、20年ほど前、私は東京に住んでいました。
その時、東京の地下鉄といえば携帯の電波は繋がらない場所でした。
地下が深い・浅いに関わらず、ほぼ全ての地下鉄で電波が繋がらなかったと記憶しています。
その為、地下鉄に入る前に電話で要件を済まそうとする人の姿をよく見たものです。
しかし、同時期になぜか福岡の地下鉄は携帯電話の電波が繋がっていたのです(よく福岡の友達に東京の地下鉄は電波が届かないと言うと、冗談を言っていると思われたものです)。
なぜ福岡と東京でそこまで差があったのか正確な理由は分かりませんが、同じ地下鉄でも場所・構造によって条件が異なることは確かです。
万が一の話ですが、もし地上で何かあった際は地下を歩いて移動することがあるかもしれません。
その際、GPSがどの地域でどこまで正確に反映されているのか事前に把握しておくことは大切なことだと思います。
最後はちょっと湿っぽくなりましたが以上、地下鉄とGPSについてでした。