先日、久しぶりに世界文化遺産である宮原坑(福岡県大牟田市)へ行ったところ、大規模な改修工事が行われていました。
珍しい光景だったので、その時の模様をお伝えします。
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宮原坑【通常時の様子】
まずは通常時の宮原坑から見ていきましょう。
こちらが通常時の宮原坑↑
煉瓦造りの巻上機室の横に建つ櫓が何とも印象的。
この櫓は、日本に現存する最古の鋼鉄製の櫓で非常に貴重なもの。
宮原坑は1998年に国指定重要文化財、2000年に国指定史跡、そして2015年に世界文化遺産に登録されました。
櫓の高さは22メートルです。
宮原坑【改修時の様子】
ここからは改修時の様子をお伝えします。
ご覧の通り、全面シートに覆われています。
これは避雷針の取り替え工事の為。
改修工事の期間は、2025年2月上旬〜3月上旬。
櫓からそう遠くない距離にも避雷針が設置されていました。
そのことをスタッフの方に聞いたところ、世界文化遺産の為、万が一、櫓に雷が落ちたら大事になるので今回取り替え工事を行なっているとのことでした。
まとめ
以上、世界文化遺産・宮原坑の改修工事についてでした。
この工事は2025年2月上旬〜3月上旬に行われます。
この期間に行く予定の方は、本来の櫓の姿を見ることができないのでご注意ください。