今回は福岡を代表する下記の三大ラーメンについて場所・味の違いを中心にお伝えしていきます↓
- 博多ラーメン
- 長浜ラーメン
- 久留米ラーメン
同じ豚骨ラーメンでありながら、麺の太さや味、そしてラーメン文化まで違ってきます。
気になっていた方は参考にしてください。
3大ラーメンの場所・エリア
こちらがラーメンMAP↑
博多ラーメンは福岡市近郊の一帯。
長浜エリアは住所が「福岡市中央区長浜」なので博多ラーメンの一角にあるということになります。
久留米は福岡市の中心地から30kmほど南下した地域。
詳細は後述しますが、久留米以南は麺の太さが博多ラーメンに比べると太くなります。
それでは、ここからは各々のラーメンの特徴をお伝えしていきます。
博多ラーメンの特徴
今更説明するまでもないかと思いますが、博多ラーメンの主な特徴なこちら↓
- こってり
- 豚骨特有の臭さ
- 細麺
- 替え玉文化
博多ラーメンの最大の特徴は何と言っても、豚骨特有のあの臭さ。
少々きつめの臭いではありませすが、あの香りとこってりしたスープがクセになります。
こってりスープと細麺の相性は抜群。
博多の人にとっては替え玉までが1セット。
博多ラーメンは替え玉を前提にしているため、他のラーメンに比べてはじめの麺の量が少ないとも言われています。
長浜ラーメンの特徴
長浜ラーメンは長浜エリア(福岡市中央区長浜)にあります。
長浜ラーメンの主な特徴がこちら↓
- 豚骨なのにあっさり感がある
- 博多ラーメンに比べると少し麺が太い
- 肉に味が染み渡っている
長浜ラーメンの最大の特徴はとんこつラーメンでありながらあっさり感があること。
よって、飲み会後の締めにもおすすめです。
麺は博多ラーメンに比べると、少しだけですが太いです。
また麺の量に関しては、博多ラーメンに比べると結構ボリュームがあります。
その為、博多ラーメンの感覚で替え玉まで食べると、かなりお腹一杯になるという人も多いはず。
肉はしっかりと味が染み込んでおり、替え玉ならぬ替え肉(肉だけ追加注文)もあります。
久留米ラーメンの特徴
久留米ラーメンの主な特徴がこちら↓
- こってり
- クリーミーで甘さがある
- まろやか
- 中太麺
久留米ラーメンは、博多ラーメン同様にこってりしてるのですが、それに加えて甘さ・まろやかさがあるのが特徴。
博多ラーメンに慣れている私にとっては、久留米ラーメンは食べる度に「甘いな〜」と感じてしまいます。
麺は中太麺。
余談ですが、久留米以南(大牟田ラーメン、熊本ラーメンetc)は基本的に中太麺になります。
この中太麺がクリーミーで甘さのあるスープと実に合います。
その他、久留米ではラーメンと一緒に焼き飯を食べる文化があります。
久留米の人は焼き飯を食べる代わりに、替え玉をしない人が多いように感じます(店によっては替え玉がない所も)。
これは博多ではあまり見られない文化です。
まとめ
以上、福岡の3大ラーメンについてでした。
同じ豚骨ラーメン、同じ福岡県内であっても様々なラーメン文化があるのは非常に面白いです。
特に久留米の「ラーメン+焼き飯」文化を初めて知った時は衝撃を受けました。
おそらくラーメン屋さんに来る約7割の人が、ラーメンと一緒に焼き飯を注文しているはずです。
男性のみならず、女性の細身の方でもこのセットで普通に注文しているのは驚きでした。
ちなみに、このセットは平均価格だと
- ラーメン(並) 700円程
- 焼き飯 600円程
※ランチの時間帯はセットで1000円程のお店もある
なので、久留米のラーメン屋さんの客一人当たりの平均単価は全国的に見て高いのではないでしょうか?
尚、焼き飯は結構なボリューム。
いくら定番の食べ方とは言え、食べきれない人もいます。
そんな方には、残った焼き飯だけお持ち帰りできるようにしているお店もあります。