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福岡県民は身長が低い?|全国の平均身長と比較|背の高さ|九州全体

福岡タワー

今回は前々からずっと気になっていたことをテーマにしたいと思います。

それは

福岡県民は身長が低いのか?

と言うこと。

以前、東京に住んでいたのですが、福岡に帰省する度に街中を歩く人の身長が全体的に低いような気がしていました

例えば、何らかのイベントがあった時、東京では後列ならば前にいる人たちが背が高いので見えにくいことが多々あったのですが、福岡の場合は後列でもはっきりと見えることが多いのです。

これは勘違いではないはず。

と言うことで、福岡県民の身長を数字で確認してみました。

同じように気になっていた人は参考にしてください。

福岡県民は身長が低い?全国平均と比較

まずは都道府県別のデータから見ていきましょう。

  都道府県 平均身長
1 石川 171.7
2 秋田 171.4
  富山 171.4
4 福井 171.3
 
13 東京 170.9
 
37 香川 170.1
  佐賀 170.1
39 徳島 170.0
  大分 170.0
  宮崎 170.0
  鹿児島 170.0
 
46 福岡 169.3
47 沖縄 168.8

参照:身長DATAバンク

※平成26年度 学校保健統計調査 都道府県別身長(17歳男子

ご覧の通り、福岡の平均身長は全国46位なので、全国的に低いと言えるでしょう。

全国の平均身長170.7cmとは1.4cmの違いがあり、1位の石川県171.7cmとは2.4cmもの差がありました。

九州全体の身長も低い?

図を見ていると、一つあることに気づきました。

それは福岡県のみならず九州全体の平均身長が低いという点です。

改めて、その点にフォーカスを当てて図を見てみましょう。

  都道府県 平均身長
1 石川 171.7
2 秋田 171.4
  富山 171.4
4 福井 171.3
 
13 東京 170.9
 
37 香川 170.1
  佐賀 170.1
39 徳島 170.0
  大分 170.0
  宮崎 170.0
  鹿児島 170.0
 
46 福岡 169.3
47 沖縄 168.8

赤文字が九州・沖縄↑

実に6県が全国平均身長170.7cmを下回り、ランキングでも下位に位置するのです。

べルクマンの法則

なぜ九州の人の平均身長は全国平均より低いのでしょうか?

身長について色々と調べていると、べルクマンの法則と言う文字を何度も目にしました。

べルクマンの法則とは

「恒温動物においては、同じ種でも寒冷な地域に生息するものほど体重が大きく、近縁な種間では大型の種ほど寒冷な地域に生息する」

参照:wikipedia

平たく言えば、暖かい地域では体が小さくなり、逆に寒い地域では体が大きくなると言うもの。

改めて全国の身長ランキングを見ると、寒い地域・雪国が上位を占めています。

世界全体で見ても、北欧など寒い地域の人は身長が高い傾向にある為、この法則には納得です。

まとめ

以上のことから、福岡県民の身長が全国平均よりも低いのには南・暖かい地域に位置していることが大きいと言えるのでないでしょうか?

福岡は日本海側に面するので冬は寒いですが、年間を通しての平均気温は暖かい部類に入ります。

  都道府県 平均気温
1 沖縄県 23.8℃
2 鹿児島県 19.2℃
3 宮崎県 18.3℃
4 福岡県 17.9℃

参照:平均気温の都道府県ランキング(令和2年)

参考までに、こちらは年間平均気温の暖かい順↑

ご覧の通り、1〜4位を九州・沖縄が独占しています。

この暖かい地域はどれも全国平均身長で下位でした。

これらのデータから温暖な気候が身長に影響を及ぼしていると言えるでしょう。

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年間の平均気温が高くても、福岡の冬はとても寒いです。

日によっては東京よりも寒いです。