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鳥栖スタジアムの雰囲気|アクセス|基本情報|歴史|写真多数

鳥栖スタジアム

今回はJリーグ・サガン鳥栖のホームスタジアムである鳥栖スタジアム(駅前不動産スタジアム)を案内します。

鳥栖スタジアムは「駅近」「観戦しやすい」スタジアムとして有名。

スタジアムがあるのは佐賀県鳥栖市となりますが、福岡からも非常にアクセスしやすい場所にあります。

今回は下記の点を中心にお伝えします。

  • 鳥栖スタジアムのアクセスの良さ
  • 鳥栖スタジアムの雰囲気
  • 鳥栖スタジアムの歴史
  • 鳥栖スタジアムの観客数
  • サガン鳥栖

写真を多く使って説明していきます。

これから鳥栖スタジアムへ行く方は、参考にしてください。

鳥栖スタジアムへのアクセス

鳥栖スタジアムはJR鳥栖駅の真横にあり、とにかくアクセス抜群です。

駅からの近さを象徴する一枚の写真がこちら↓
鳥栖スタジアムご覧のように、電車の中からスタジアムは見えています。

鳥栖スタジアムこちらはJR鳥栖駅と鳥栖スタジアムを繋ぐ陸橋の上から撮った写真。

鳥栖駅の改札口から鳥栖スタジアムへは徒歩3分程。

鳥栖スタジアムの住所と周辺の地図はこちら↓

住所:〒841-0034 佐賀県鳥栖市京町812

サガン鳥栖は佐賀県のチーム。

しかし、地理的に福岡からもアクセス良好です。

例えば、「博多駅⇄鳥栖駅」は快速電車だと30分。

久留米駅に関しては、鳥栖駅までわずか2駅しか離れていません。

鳥栖スタジアムのスタンド上層部からは、久留米の街並みが見えるほど近い距離にあります。

そのため、筑後地方の人は同じ福岡県のアビスパ福岡というよりも、近場のサガン鳥栖のファンの人が多いようです。

久留米市内の飲食店などに行くと、普通にサガン鳥栖の応援ポスターなどが貼ってあります。

鳥栖スタジアムの雰囲気

ここからは写真を交えて、鳥栖スタジアムの雰囲気をお伝えしていきます。

鳥栖スタジアムこちらはゴール裏にあるサポーター席2Fからの眺め。

ピッチと客席の間にトラックがないため、2F席でも十分に迫力が伝わってきます。

鳥栖スタジアムこちらはゴール裏1F部分。

1Fだと普通に選手の顔が見えるくらいの近さです。

因みにサガン鳥栖のサポーター席はゴール裏1F部分。

サポーター席といえば、うるさい、危険というイメージがあるかもしれません。

しかし、サガン鳥栖のサポーターはマナーが良く、安心して観戦できます。

鳥栖スタジアムこちらはメインスタンドの全体写真。

鳥栖スタジアム鳥栖スタジアムがサッカー観戦に適している理由は、ピッチと客席が近いだけではありません。

ご覧のようにスタンドの客席は結構な傾斜。

この傾斜により、どの席からもピッチが見やすいです。

鳥栖スタジアムメインスタンド2Fからの風景。

ゴール裏とバックスタンドに30メートルほどの連絡通路があるのが鳥栖スタジアムの特徴。

試合中は、この連絡通路から観戦する人も結構います。

鳥栖スタジアムバックスタンド2Fからの風景。

バックスタンドの一部分(上層部)には、ご覧のように柱があるので観戦の際は注意が必要。

鳥栖スタジアムメインスタンド1F端から見た風景。

端の部分はコーナーキックの時など、選手の声が聞こえてくるくらい近いです。

1F部分の前方だと、ボールを蹴る音や選手同士が接触する音まで聞こえてきます。

鳥栖スタジアムの基本情報

鳥栖スタジアム

鳥栖スタジアムの収容人数は24,490人

建設費は67億円と、2万人規模のスタジアムとしては破格の安さ。

参考までに他のスタジアムの建設費↓

  • 新国立競技場 1500億円
  • 福岡ドーム 760億円
  • 横浜国際総合競技場 603億円
  • 埼玉スタジアム 356億円
  • 大分ドーム 251億円
  • 吹田サッカースタジアム 140億円
  • 仙台スタジアム 130億円
  • 博多の森球技場 100億円

鳥栖スタジアムがオープンしたのは1996年5月。

起工が1994年12月なので、わずか1年半で完成したことになります。

鳥栖スタジアムがある場所は、以前はJR鳥栖駅構内で車両基地として使われていました。

サガン鳥栖の歴史

オープン当初、鳥栖スタジアムをホームにしていたのは鳥栖フューチャーズ

鳥栖ヒューチャーズとは、当時JFL(現在のJ2に相当)に所属していたチーム。

サッカーファンならばわかると思うのですが、鳥栖ヒューチャーズにはカメルーン代表タタウ、元日本代表GK松永成立、マラドーナの弟ディエゴ・マラドーナ(後にアビスパ福岡でプレー)などが所属しており、なかなか特色のあるチームでした。

しかし、チームは経営難に陥り、97年1月に解散。

それは鳥栖スタジアムがオープンして、わずか半年後のことでした。

鳥栖スタジアムは、元々、鳥栖ヒューチャーズのホームスタジアムとして建設されたのでスタジアム関係者が混乱したのは言うまでもないでしょう。

その後、97年2月にサガン鳥栖が急遽、発足することに。

サガン鳥栖は、鳥栖ヒューチャーズの後を受け継ぐ形でそのままJFLに所属。

チームはJFL、J2を経て2012年に初めてJ1の舞台へ。

その後、今に至るまでサガン鳥栖は一度もJ2へ降格していません(何度か降格しかけましたが)。

九州のJリーグのチームでJ1の舞台で戦ったことがあるのは、アビスパ福岡、大分トリニータ、V・ファーレン長崎、サガン鳥栖の4チームだけ。

この中で一度もJ2降格を味わったことがないのはサガン鳥栖だけです。

鳥栖スタジアムの観客数(1999〜2019)

こちらが、1999年から2019年にかけてのサガン鳥栖の平均観客数の推移。

赤文字がJ1、青文字がJ2時代です。

2019 J1 15,050 
2018 J1 15,000 
2017 J1 14,194 
2016 J1 12,667 
2015 J1 13,406 
2014 J1 14,137 
2013 J1 12,026 
2012 J1 11,991 
2011 J2 7,731 
2010 J2 6,633 
2009 J2 5,939 
2008 J2 7,261 
2007 J2 6,114 
2006 J2 7,465 
2005 J2 7,855 
2004 J2 3,610 
2003 J2 3,172 
2002 J2 3,890 
2001 J2 3,479 
2000 J2 3,714 
1999 J2 3,385 

チームにとって転換期となったのは、間違いなく2012年のJ1昇格。

それまで一度も平均観客数が1万人を超えることがなかったのに、J1昇格後は全て1万人越え。

2018&19年に関しては1万5000人。

2000年代前半と比べると、約4倍の観客数です。

私はサッカー&スタジアム好きということもあり、J2時代から鳥栖スタジアムへは何度も行っています。

2000年代前半の鳥栖スタジアムといえば、それはもう寂しいものでした。

平日の夜の試合ともなると、空席だらけ。

それが今や、どの試合でも1万人越え(2019年に行われた18試合で1万人を切ったのは1試合だけ)です。

また、海外の強豪チームを親善試合で招いたり、元スペイン代表フェルナンド・トーレスの加入など世間の注目を集める出来事もありました。

14年7月に行われた川崎フロンターレ戦では、鳥栖スタジアム最多観客数の23,277人を記録。

97年1月に鳥栖ヒューチャーズが解散した時、20年後にこれだけ鳥栖スタジアムが盛り上がっていると想像した人はいなかったことでしょう。

この20年の間に鳥栖スタジアムで起こったことは”鳥栖の奇跡”と呼んで良いかもしれません。

以上、鳥栖スタジアムの案内でした。