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セブンイレブンの前にセブンイレブン【博多センタービル】

セブンイレブン

 

博多センタービルのセブンイレブン

長らく耐震補強工事のため全テナントを退去させ、工事を進めていた博多センタービル

工事完了後は、西鉄本社が博多センタービルを一棟丸ごと借りることになった。

移転は3月末に完了。

一時期は人気のなかった博多センタービルも現在は活気が戻ってきている。

その博多センタービルに関して一つ気になることがある。

ビルの1Fにセブンイレブンがオープンしたのだ。

博多センタービルの1Fには工事前もセブンイレブンがあったじゃないか?

そう思われる方も多いだろう。

だが、工事前と工事後では周辺環境が大きく変わってしまったのだ。

セブンイレブンの前にセブンイレブン

なんと博多センタービルの工事中に交差点を挟んですぐの場所にセブンレイブンができたのだ。

地図で見るとこうなる(グーグルマップ参照)。

セブンイレブンセブンイレブン博多駅前3丁目店とセブンイレブン住吉4丁目店は目と鼻の先。

セブンイレブンセブンイレブン博多駅前3丁目店から見たセブンイレブン住吉4丁目店の様子。

道を挟んで違うコンビニがあるというのはよく見る光景だが、同じコンビニはあまり目にしたことがない(あくまでも福岡中心地での話)。

しかも、セブンイレブン博多駅前3丁目店から信号を渡らずに200メートルほど歩いた場所には、セブンイレブン博多住吉神社前店があるのだ。

セブンイレブンのドミナント戦略

これが俗に言うセブンイレブンのドミナント戦略だろうか?

ドミナント戦略とは、一つの地域に集中して出店する戦略のこと。セブンが得意とする戦略だ。

この場合、わずか300メートルの間にセブンイレブンが3店舗もある。

特定の地域に複数の店舗があると、消費者にとってその店の認知度が一気に増すようだ。

例えばこの場合、近くのオフィスで働く人たちが昼食をコンビニに買いに行く際、まずセブンイレブンが真っ先に頭に浮かぶことだろう。その分、セブン全体での売り上げアップにつながる。

また、店舗同士が近距離のため配送の効率も高くなる。その分、新鮮な食材を早く店舗に届けることができる。

その他、セブンイレブン本社のスーパーバイザーが店舗を見て回る際、一気に巡回できるというメリットも。店舗間の移動時間が短くなる分、1店舗1店舗をよりじっくりと見ることができるのだ。

だが、同じ地域の顧客を奪い合うことになるため、オーナーさんにとっては複雑な面もあるだろう。

これだけセブンイレブンが密集していると、セブンイレブン内でも差別化をつけるため各店舗は特色を出してくるのだろうか?

気になるところだ。

個人的には交差点全方向にセブンレイブンが4店舗できたらすごいことになると思う。

そうなれば、福岡のみならず全国のテレビ番組でも特集されることだろう。

自分で言っておきながらなんだが、それは流石にないだろう……。

以上、セブンの前にセブンができたお話でした。