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福岡市の昔の写真【2010年代】懐かしい福岡の風景|消えた景色

天神イムズ|スカイガーデン

前回の福岡市の昔の写真(2000年代)に引き続き、今回は2010年代の懐かしい写真をお伝えします。

既にご存知の方も多いと思いますが、福岡にとっては2000年代よりも2010年代の方が非常に大きな変化がありました。

ランドマークと呼ばれるたくさんの建物が取り壊され、福岡市内のあちらこちらで更地が見られるという異常な光景が多く見られました。

それでは場所ごとに2010年代の福岡へ。

福ビル

天神の一等地にあった福岡ビル

福ビルの愛称で多くの人に親しまれました。

1961年にオープンした福ビルは2019年春に閉館。

天神ビッグバンこちらは解体され更地になった状態の福ビル跡地↑

福ビル跡地には、現在、巨大な商業施設(ホテルやオフィスも入居)が建設中です。

福ビル探訪記|19年3月に閉館|館内の写真多数

在りし日の福ビル内の写真はこちら↑

六本松

六本松に関しては、街ごと大きく変化しました。

以前、六本松の中心地にあった九州大学は取り壊されて更地になりました(2014年撮影)↑

その後、更地だった場所には商業施設、マンション、福岡地方裁判所などが建てられました↑

解体→更地→建物完成

この一連の流れは全て2010年代に起こったことです。

六本松の変化|九大跡地→六本松421|写真で振り返る

 

九電体育館

九電記念体育館1964年のオープン以来、大相撲、プロレス、ボクシングの他、数々のコンサート(エルトン・ジョン、クイーンズ、エアロ・スミスetc)を開催してきた九電体育館

2005年に起きた西方沖地震の際は、玄界島住民の避難所としても提供されました。

そのような大きな役割を果たしてきた九電体育館も2019年春に閉館。

九電体育館跡地には現在、高層マンションが建設されています↑

九電記念体育館、3月31日に閉館|閉館当日の様子|55年の歴史年表

在りし日の九電体育館の様子はこちら↑

アップルストア

アップルストア福岡かつて西通りと国体通りが交差する場所にあったアップルストア天神店

福岡はもとより九州の多くのアップルユーザーに長年親しまれた店舗でした。

アップルストア天神店がここで営業していたのは2019年9月まで。

現在は数十メートル離れた西通り沿いに新店舗を構えています。

因みに、旧アップルストア天神店には現在、楽天モバイルが入居しています。

アップルストア福岡天神|雰囲気|基本情報【旧アップルストア福岡】

在りし日の旧アップルストア天神店の店内の様子はこちら↑

余談ですが、旧アップルストアの上の階にはかつてスターバックスがありました。

そして、国体通りを挟んですぐのTSUTAYA2Fの他、数十メートル離れた同じ西通り沿いにもスターバックスがありました(スタバ天神西通り店は現在もある)。

当時、わずか100メートル程の間にスタバが3店舗もあったことは、かなり珍しかったのではないでしょうか。

ジュンク堂

ジュンク堂かつて天神にあった福岡最大の本屋さんジュンク堂福岡天神店

ジュンク堂福岡天神店は売り場スペースがB1F〜4Fと他を圧倒する品揃えでした。

そんなジュンク堂も2020年に閉店。

現在は規模を縮小し、西通りに店舗(ジュンク堂天神西通り店)を構えています。

しかし、この天神西通り店は一時的。

ジュンク堂は、かつてあった場所に現在建設中の新ビルに再び戻ってくる予定です。

新しくできるジュンク堂が楽しみですね。

ジュンク堂(福岡天神)|総合案内&店内の雰囲気|フロアガイド

旧ジュンク堂の店内の様子↑

ジュンク堂福岡、解体の様子|2020年6月に閉店

ジュンク堂解体の様子↑

赤坂門

かつて福岡市営地下鉄空港線・赤坂駅近くにあった赤坂門市場

今にも壊れそうな年季の入った建物がなんとも印象的でした。

そんな赤坂門市場も老朽化のため、2016年に取り壊し。

赤坂門赤坂門市場の跡地には、現在、立派なガラス張りのビルが建っています↑

赤坂門市場跡地はオフィスビルへ|現地の写真|最新情報

赤坂門跡地に建ったビルの詳細↑

イムズ

天神イムズ
最近の話になりますが、天神イムズも閉館しました(営業は2021年8月末まで)。

今後は解体される予定です。

意外と知られていなかった(?)ようですが、天神イムズの屋上にはスカイガーデンという無料展望台がありました。

天神イムズ|スカイガーデンこちらはスカイガーデンから見た景色。

勘が良い方は既にお気づきだと思いますが、写真に写っているのは天神コア、天神ビブレ、福ビルの屋上部分。

これらの建物は現在、解体されています。

この地区は天神の中心地。

まさに一時代の終焉と言えるでしょう。

天神イムズ|館内の雰囲気|フロアガイド|駐車場料金|写真

天神イムズ内の写真↑

吹き抜け&ガラス張りのエレベーターが何とも印象的でした。

西日本シティ銀行本店

西日本シティ銀行かつて博多駅(博多口)を出ると、デカデカとあったチョコレートボックス型の西日本シティ銀行本店ビル

この西日本シティ銀行本店ビルも老朽化により、取り壊し。

現在は新ビル建設中で、2025年完成予定です。

西日本シティ銀行本店(博多駅前)建て替え|2025年に新ビル完成

巨大なボックス型だった西日本シティビル本店↑

西日本シティ銀行(博多駅前)解体の様子・写真

西日本シティビル本店解体の様子↑

雁ノ巣球場

雁ノ巣球場かつてソフトバンクホークスの2軍戦を行っていた雁ノ巣球場

雁ノ巣球場は福岡市東区の中心地からは少し離れた場所にあったわけですが、観戦無料ということもあってか、いつもたくさんの人で賑わっていました。

タマスタ筑後ホークス2軍の拠点は2016年から筑後へ移転。

現在、2軍戦の試合はタマスタ筑後で行われています。

施設面もかなり整いました。

雁ノ巣球場の時とは違って、有料観戦になったのですが、それでもいつも多くの人。

ホークス人気はすごいですね。

雁ノ巣球場|基本情報|アクセス|ホークス二軍の本拠地だった野球場

雁ノ巣球場の雰囲気&場所↑

博多駅前の道路陥没

2010年代の福岡は建物だけでなく、道路が消えたこともありました。

事故が起きたのは2017年のこと。

博多駅前の道路が陥没し、全国、否、世界でも大きく報じられました。

博多駅陥没こちらは陥没当日の写真↑

ご覧の通り、6車線、2歩道分の道が一気に抜け落ちています。

怪我人が1人もいなかったのが、不幸中の幸いです。

博多駅前の道路陥没|2017年事故当日の様子|写真多数|現場の雰囲気

事故当日の写真をもっと見たい方はこちら↑

マークイズ福岡

最後は違う意味で、消えた福岡の風景。

建物は取り壊されるだけではありません。

新しく作られて、景色が変わることもあります。

マークイズ福岡こちらはマークイズ福岡建設時の様子↑

ある意味、このような光景は現在見ることができません。

MARK IS 福岡ももち(建設中) 陸橋からマークイズ福岡は2018年秋に開業。

こちらは開業前の2018年5月の写真↑

マークイズ福岡ももちこちらは2018年11月撮影のマークイズ福岡。

このように新しく建物ができ、景色が変わることもあります。

まとめ

以上、2010年代の福岡の写真でした。

本当にこの10年は色々な変化がありましたね。

たくさんの建物が取り壊された分、これからはたくさんの新しい建物が建つことになります。

これから見る未来の福岡の姿に期待です。

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福岡市営地下鉄|開通当日の新聞|昭和56年7月