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LINEの自社ビル建設予定地は今?|キャナルシティ博多近く

line跡地

キャナルシティ博多近くに以前予定されていたLINE FUKUOKA自社ビル計画。2013年にLINEの「国内第2の拠点」として発表され、2015年度の完成を目指していた。

だが、工事は一向に進まず、博多駅とキャナルシティ博多の間という一等地にありながら長期間更地の状態だった。その後、LINE FUKUOKAは自社ビルを建てることなく、JRJP博多ビル(博多駅直結)へと移転。

現在、土地の所有者はLINEから九州旅客鉄道へ渡り、2019年秋開業を目指し「博多駅前二丁目複合ビル(仮称)」というホテル・商業施設を建設中だ。

LINE FUKUOKA自社ビル計画、博多駅前二丁目複合ビル(仮称)の概要をまとめてみた。

LINE FUKUOKA自社ビル計画とは?

 

2013年7月 LINE、「国内第2の拠点」として福岡に地上11階、地下2階建ての自社ビルの建設を発表。2015年の完成を予定していた。
2014年12月  無期限の延期発表 理由は(オリンピック、復興事業による)建設費用の高騰
2016年5月 LINE FUKUOKA 九州最大のオフィスビル「JRJP博多ビル(博多駅と直結)」へ移転
2016年6月 自社ビル建設予定地を九州旅客鉄道株式会社に売却。その後、建設予定地だった場所は一時タイムパーキングへ。
2018年2月 九州旅客鉄道株式会社が「博多駅前二丁目複合ビル(仮称)」の概要発表。2019年秋開業予定


LINEが当初予定していた自社ビル完成イメージ。地上11階、地下2階の建物になる予定だった。

博多駅前二丁目複合ビルとは?

博多駅前二丁目複合ビルは地上14階・地下1階のホテル・商業施設。ホテル部分は4〜14階で客室数は全238室。その内、129室は30㎡以上の豊かな空間だ。低層部はカフェ、バルなどの飲食店を中心に誘致する予定。開業予定は2019年秋。場所はキャナルシティ博多近くで博多駅からも徒歩圏内。現在工事中の七隈線新駅からは徒歩2分の距離となる。

博多駅前二丁目複合ビルの詳細

所在地 福岡市博多区博多駅前二丁目172番地
建物の名称 (仮称)博多駅前二丁目複合ビル新築
構造 鉄骨
地上14階 地下1階 塔屋1階 建
敷地面積 1,589.83㎡
建築面積 1,099.95㎡
延べ面積 15,251.63㎡
客室数 238室
建築主 九州旅客鉄道(株)
設計者 東急建設(株)
 営業予定者 九州旅客鉄道(株)
付帯施設 レストラン、大浴場、フィットネスジム


こちらが博多駅前二丁目複合ビルの完成イメージ。地上14階・地下1階の建物になる予定だ。

因みに現在、博多駅筑紫口では「都ホテル博多」が建設中。こちらも2019年秋の開業を予定している。

博多駅前二丁目複合ビルの建設風景


博多駅前二丁目複合ビルの建設風景(写真は2018年10月の様子)。クレーンがあるだけで、まだ建物は見えない状況だ。


場所は博多駅とキャナルシティの間。特にキャナルシティは徒歩2分と近い場所にある。

2018年12月

2018年12月中旬の建設風景。骨組みが2階部分まで出来ていた。写真は隣接する藤田公園から撮影したもの。

アクセス

住所:福岡市博多区博多駅前二丁目172番地